この日は一気に先に進むため、日の出とともに出発する。
もくじ
できるだけ山を避けて道を選ぶ
Googleマップには超便利な機能がついています。
それは「地形情報」を確認することです。
山の位置や高さまで細かく知ることが出来るので、
自転車で長距離を走るにはメッチャ重宝する機能です。
上り坂が嫌いなボクは、少し遠回りになったとしても、
なるべく山道を避けたルート選びをします。
約130キロを走行!仕事と思って朝から走る
※走ったルートは上記の地図とは多少異なります。
カプセルホテルで超回復したせいか、
この日は目標の100キロを超えて、福岡県の朝倉市まで走ることが出来ました。
長崎の山々を抜けるまでが非常に辛かったですが、
その後朝倉市までは平地が続くため、
平穏な景色の中、感傷的な気持ちに浸って自転車を漕ぎ続けました。
知らない場所、道、人、孤独感がどこか心地よい
ココが何処だか全くわからないけど、とにかく東の方角へと自転車を漕ぐ!
![](https://bokunoaisita4nenkan.com/wp-content/uploads/2018/01/saga-kesiki2.jpg)
先を進む以外に目的が無いので、頭の中がドンドン馬鹿になっていきそうです。
ただ漕ぐだけ…
朝の6時前から走り続けて、
次第に辺りは暗くなってくる、
![](https://bokunoaisita4nenkan.com/wp-content/uploads/2018/01/saga-hukuoka-eki.jpg)
実働12時間くらいだろうか?仕事と思って走り続ければ困難なことじゃない。
住宅街を走れば、夕ご飯のニオイがプンプンする。これがまた癒される。
真っ暗になると、一瞬心細くなるが、
知らない場所の、土地勘のない道路走っている時の気持ちは
意外と力強い、少しでも弱い自分が居れば、そこで旅は終わってしまうから。
![](https://bokunoaisita4nenkan.com/wp-content/uploads/2018/01/asakura-hasi.jpg)
どこまで走ろう?
23時まで走って、適当な場所に寝ればいっか?
そんなフワフワした気持ちで自転車のペダルとボクの足が自動化する。
![](https://bokunoaisita4nenkan.com/wp-content/uploads/2018/01/tatinoeki.jpg)
21時頃、ボクにとっては知らない田舎の駅だけど、
停車した電車からは複数の人がおりてきて、各々自宅へと帰っていく。
これがあの人たちの日常。
同じ日本人だけど、ボクは旅人。
目の前を歩く人と、ボクの距離が非常に遠く感じる。
暗闇に溶け込む、次第に夜(闇)が恐くなくなる
![](https://bokunoaisita4nenkan.com/wp-content/uploads/2018/01/tikuzentyo.jpg)
23時前、ボクは福岡県の朝倉という地域まできた。
時間もちょうどいいし、なによりも
ここから先が、九州を抜けるために避けては通れない山道となるため。
体力と精神面を考えれば、街の明かりがある朝倉で夜を明かし、
日の出とともに山道を越えるのが最善なプランと踏んだ。
ドラックストアでカップ麺とオニギリを買って
近くの駐車場で食べて、公衆トイレで歯磨きをする。
そしたらあとは寝るだけなので、寝床を探す!
いいな!
っと思ったスポットには既に車が停車しており、中ではカップルがイチャイチャw
お外で寝るって、場所選びが意外と難しいものです。
1時間くらい朝倉市の街をさまよい、
時刻が0時を回った頃、ようやく横になることが出来ました。
この日も、シャワーと洗濯はおわずけです(´ー`)
何処に寝たのか、詳しい詳細が気になる人は直接ボクへ聞いてください。