ホテルの玄関前でトゥクトゥクタクシーと待ち合わせて
朝のシエリムアップの涼しい風を切りながら
軽快な心持ちでアンコールワット遺跡群へと向かいます。
もくじ
始まりは穏やか、アンコールワットな1日
![](https://bokunoaisita4nenkan.com/wp-content/uploads/2018/03/ank-rhe.jpg)
自転車を漕ぐ人、
トゥクトゥクを利用する人、
まだ外は真っ暗ですが、沢山の人が同じ方向に向かって走っています。
地図を見てもイマイチぴんときませんが、
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アンコールワット遺跡群は、車で周遊しても1日では回り切れないくらいのサイズだと聞きます。
アンコールの世界について下調べしてこなかったボクは、観光ルートを全てドライバーに任せることにしました。
まだ薄暗いですが、まず初めに訪れた遺跡は、、
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メインとなる寺院「アンコールワット」です!
トゥクトゥクのドライバーは、あくまで運転だけが仕事なので、中まで一緒についてくることはありませんでした。
「1時間後に入り口の前で落ち合いましょう」
と一言の約束を交わして、ボクは1人でアンコールワットの中へと入っていきます。
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やたらと広くて、回りきるには20分ほど歩く必要がありました。
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個人的には、正面から見るオーソドックスな景観よりも、後ろから見るアンコールワットの方が好きです。
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アンコールワット後方から
相変わらず観光客は多いものの、大胆な空間の使い方と慣れない静けさに、心が穏やかになれる気がします。
ここで半日、のんびり読書なんかするのも悪くはないじゃないかと思います。
アンコールワット内部の神様像にハッと息を吞む
AM7時になると、建物の真ん中、ちょうどトンガっている部分の中に入れることになりました。
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ちょうどドライバーさんとの待ち合わせ時間が迫っていましたが、ササっと遺跡の内部へ。
階段の前には、こんな禁止事項を見かけます、常に監視係りが1名おります。
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いくつか理解しずらいNG表記もありますね…w
特に厳しい規制があったのは、女性は肌の露出度が高い服装では寺院の内部に入れない点でした。
これは東南アジアの仏教徒ではよくあるルールです。
すぐ着替えられるように、大体女性のみなさんは薄手のパンツをバックに忍ばせていますね。
撮影禁止のマークがありますが、よく見ると禁止なのは「動画」に限定されているようにも捉えられます。
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眺めも素晴らしいですが、もっと衝撃的だったことは
神様の石像でした!
動かない物を見て、ここまで息をのんだ経験は初めてでした。
理由を説明することは難しいですが、長時間直視はできませんでした。
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このような神様が建物内部の4方向に置かれています。
まだ1日は始まったばかり、ボクはアンコールワットの世界観に魅了されまくりで
結局のんびりしすぎてしまい、待ち合わせ時間に30分くらい遅れてしまった。
にも関わらず、
顔色1つ変えずに待っていてくれた優しいドライバーには感謝です!
この後も数ヶ所有名所を案内して頂きます。
風邪か熱中症かデング熱?アンコールワット探索強制終了
遠めからアンコールワットを一望できる丘の上や
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一部石像の頭部がない理由を教えてもらったり、
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子供たちに囲まれて絵を買わされたり、
許可なしで勝手にボクのガイドとなって、ベラベラ話しかけてくる人に丁寧にお断りを入れたり。
タプロームなど、アンコールワット以外の名所も沢山歩いていくうち
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次第に人の声が聞こえなくなってきます…
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集中力もガクッと下がり、気づけば立っているのも気怠い状態になっていましたw
おそらくアレです、
「風邪か熱中症かデング熱」
疑うべく病どんだけやって!!
たぶん体感的には、お熱が38度以上はあるかと、、
もう全然アンコールワットの歴史とか何とか頭に入ってきません。
不幸中の幸いは、移動手段に自転車をチョイスしなかったことですね。
体力は尽き果て、まだ夕方にもなっていない時間帯に、悲しくも街へと引き返します^-^;
とりあえず栄養になりそうなものを摂取したかったので、
路上販売の生絞りジュース屋さんで、現地人が土まみれの不衛生な手で絞ったマンゴースムージーを飲んで、
食欲はないけど、
カンボジアなのになぜかインドカレーを、無理やり口に放り込んで、
![](https://bokunoaisita4nenkan.com/wp-content/uploads/2018/03/ak-kare-.jpg)
ホテルへ戻りベッドへダイブする羽目になりました。