中国の南に位置する「南寧市」から
1300キロ北上した所にある「成都市」まで
人生初の寝台列車に乗って移動したいと思いやす♪
もくじ
南寧駅で乗車券(チケット)の購入から電車に乗車まで
泊まっていたホテルのWi-Fiからスマホをネットに繋ぎ、
「南寧 成都 電車」
とネット検索したところ「Ctrip」というサイトで、乗車券を予約することが出来ました。
言葉の通じないやりとりや、漢字を使った「執談」も楽しいですが、
今回はネットの力を使わせてもらいました。
チケットの受け取りは、南寧駅の窓口で直接受け取る必要があった為、物凄い行列に並びます。
南寧駅の窓口はいくつもあって、設備も整っていますが、利用者が多すぎます。
「祭りでも開催されるの?」
ってくらいデフォルトで人口が多いです。
常に人をかき分けるように進まなければならない状態です。
周囲を見渡すと、日本人でも理解できる文字
「外国人専用窓口」
と漢字で書かれた窓口へ向かいますが…
現地の人はそんなのお構いなしに外国人専用窓口に並んでいます(笑)
まぁ、しっかり列を乱さず並んでくれているだけ安心しました。
そんなこんなで、乗車券を手にするまでに1時間以上もかかりました。
南寧駅ナカで「面」を食らう!日本の「麺」が恋しい
これから30時間の長旅になるため、腹ごしらえをします。
駅中の軽食コーナーで「面」と書かれたメニューを指さして注文します。
中国で言う「面」とは、日本で言う「麺」のことなのです。
なので、「~面」と書かれた品を頼めば、何かしらの麺類が出てくるというわけです。
このことは、中国旅行3日目にして気付きました。
写真のルックスでは、美味しそうな面ですが…
やはり味が悲しい。。
かれこれ3日間の食事全てが、テンションの下がる思いです。
お腹はふくれるけど、満足はしていない。
いままで、日本の美味しい食事が当たり前でしたが、それはとても裕福なことだと気づかされます。
人生初!中国の寝台列車にいざ乗車する
- ビスケット2袋
- 水3リットル
- 缶ビール2缶
- どんな成分が含まれているか分からん、謎の菓子パン
売店でこれらのアイテムを調達して、いざゲートをくぐります。
ってオッチャン!!(笑)
はなから衝撃的な絵面です。
驚いているのはボクだけ、この自由な感じが素敵です♪
わくわくドキドキです。
指定された電車の「車両番号」と「シートNo」を確認して自分の席(ベッド)へ向かいます。
乗車券の見方は、外国人のボクでも分かりやすく、駅員に尋ねる必要はありませんでした。
おぉ~。
人との間隔が近いけど、清潔だし窓も大きくて開放的だ!
少し心配だった他の乗客の客層に関しても、
皆おとなしそうな人ばかりで、変に絡んでくる人や騒がしい人もいません。
ちなみにボクが予約した席は「硬臥」 というタイプで、日本円で5,000円くらいでした。
グレードとしては、
- 硬座(安い)
- 硬臥(←コレを予約)
- 軟臥(高い)
という順番でUPしますが、
日本人なら、漢字をみて「硬席」はベットではなく椅子の席、ということが理解できるので、これもまた隣国ならではの旅のしやすさです。
南寧to成都!中国の電車から見える車窓
数十分もすれば、たちまち景色からビル群は消えてしまい、中国らしい自然豊かさが広がります。
とんがった山…ドラゴンボールに出てきそうな絵ですね。
ときたま小さい町の駅に停車します。
この小さな町に住んでいる人は、どんな生活を送っているんだろうか?
想像力だけが一人走りします。
さっきから夢中で車窓から見える景色をカメラに撮っていましたが、
実は、ベッドの真下にはカワイイ双子の坊やを連れた、のほほんとしたファミリーが団らん中でした。
ステキな絵だったので、許可をもらって撮影させて頂きます♪
食事のおいしくない理由が遂にわかった
用意していたパンも、ビスケットも次第に無くなっていきます。
「1日ベッドで横になっているわけだし、そこまで空腹には悩まないだろう。」
と思っていましたが、
5時間に1回くらいの頻度で、狭い通路をカートを押して、駅員さんが弁当を売りにきます。
目の前に食えるものがあると、不思議と腹が減ってくるものです。
日本円で約500円もする(南寧では高い)弁当を買ってしまいます。
くどいようですが、今回の食事もまた、テンションが下がる味です。
ここでようやく、何が美味しくないのか気づきました。
それは「鮮度」だと思います。
使っている食材には、お肉や卵、色とりどりの野菜たち。
決して悪くはないです。
ただ、1つ1つの食材に元気(イキイキ感)がないのです。
「イキイキした肉や野菜ってなんだよ!✋」
っとツッコミたくなる方もいらっしゃるかと思いますが
「疲れ切った食材を調理した」
というイメージです。
結果、ボク自身もテンションが下がる気持ちになるわけです(笑)
1日の終わり!1人の夜はヒマで引きこもりと化す
だいぶ時間も経過した頃、夕暮れ色に染まった空が、1日が終わりを告げてきます。
外が暗くなったら景色を楽しむことが出来なくなるので、やることもなく正直ヒマです。
寝るには早いし、誰かに話しかけたくても勇気が出ません。
話しかけて、もし敬遠されてしまったら、
まだ先が12時間以上もある乗車時間が、気まずくてしょうがないでしょうw
そういうビビりな性格が出てきてしまい、結局1人で音楽を聴きながら、シーツに包まり朝まで引きこもります♪
編集無しのダラダラ動画ですが、興味がありましたらご覧ください↓