2週間待ち?難航する仕事探しだけどイニスフェールは良いところ

 

時間もまだお昼すぎ!さっそくこの街を入念に探索することにしたボクとショー君♪

当たり前だが、イニスフェールは観光で訪れる外国人は少ないので、

人々が緩やかすぎる時間の中でのんびりと活動する、あたたかい雰囲気が特徴的だった。

極端に田舎というわけでもなく、ショッピングエリアもオシャレな感じで存在しています。

 

もくじ

イニスフェールは良い街だけど2週間のマテ!

第一印象が良かった為、テンションが上がる2人!!

適当に歩き進めると、2軒連なった形で営業するバックパッカーホステルを発見!

ひとつめは、鍵がかかっており、おそらく留守のようだ!

看板にどでかく電話番号が記載されていたので、緊張するけどTELをかけてみるが。。

繋がらない。

ここにこだわるのを一旦やめて、お隣のバックパッカーホステルに顔をだす。

こちらは結構人の出入りが激しく、同世代くらいのヨーロピアンたちが忙しそうにしていた。

ボクはおおきな段ボールを抱えていたので、目が合う人々に

 


『そのボードは何?』

 

と質問攻めにあう(笑)

つたない英語でここまでのいきさつをあれやこれやと説明するボク、

しかし今はそんな会話している場合ではなく、ここで仕事にありつけるかが問題だ!!

受付で現在ボクらアジア人2人に出来る仕事はないか尋ねてみると、、

即答だった。

最初のバックパッカーズと全く同じく、最低でも2週間は待ちが発生しているようで、待ち時間の数週間もこの宿に宿泊をしていることが条件だという。

宿代金も1日20$から25$くらいだった。

粘ってはみても、状況は変わらないので、そそくさと次のバックパッカーズを探すことに。

久々のアジア人に出会いホッとする

先ほど閉まっていた隣の宿の入り口が開いている、だれか帰ってきたようだ!

『おじゃましまーす♪』

これと言った受付デスクもなく、しれ~っと奥まで侵入、

するとキッチンや洗濯場所などの生活スペースまで来てしまった…

中には3人のアジア人男女が!

しばらくぶりのホッとする顔だちに嬉しくなるボクたち。

向こうも気軽に、

 


『Hi~! 何か手伝おうか?』

 

と皆ボクたちに明るく話しかけてくれる。

事情を説明しすると、1人の青年がこの宿を仕切っているボスに電話連絡をしてくれた。(一瞬、もしかしたら。と心が安堵する。)

しかし答えはNOだった、しかもどこもかしこも同じように2週間待ち、もしくは数週間待ちだという。

少し中をのぞかせてもらったが、玄関は履物が無造作に散らかっており、ざっと20人以上の韓国人や中国人のネームリストが壁に貼り付けてあった。

男女比もバランスよく、中の人は皆楽しそうでイキイキしていた。

【隣の芝は青い】ということわざのように、ボクが勝手に作り上げたイメージかもしれないが、正直ここでの生活がうらやましくて、しばらくこの宿住んで働いてみたかくなった。

中でも、アジア人に会えたということがデカい理由の1つだ!

以前にも書いた内容かもしれないが。

ボクの頭の中。

アジア人の少ない地域(外国)では、日本人も中国人も韓国人もひとくくりにされている。

海外で日本人に会えばホッとするし嬉しいものです。でもそれって他の東アジア人に会った時でも全く同じと言っていいほど嬉しいんです。

それってボクだけでしょうか?

日、中、韓、

ケンカしている場合じゃないですよ。(マジで)

中国や韓国の人や物や文化を悪く言う人は、実際に面と向かって話す機会が少なく、

自分だけのイメージや限られた情報でしか理解できていないからだと思います。

海外で同じ東アジアの方々に出会うこと機会あれば、仲良くなることの方が多いですよ。

イニスフェールに住みたくなった

少し街の外れの方まで移動する。

街の方は買い物も便利だし、賑やかで寂しい田舎感がなく高評価でしたが、

街外れもまた、美しい大きな川や川辺があったり、落ち着いた雰囲気がとても居心地が良い。。

途中にバックパッカーズを2軒見つけるが、どこに行っても同じ始末!

2週間待ちや、しばらくない!という答えが返ってくる。

結局この日は何も決めきれずに時間だけが過ぎていく!

仕事がない事はショックだったが、それ以上に

  • ヒッチだけでこの街に来れたこと
  • この街も人も想像以上に素敵だったこと

今の心情は明らかに喜びが勝っていた。

だから今日は、今日だけはお祝いをしてもバチは当たらないんじゃないか?

と二人で相談して、今日のところはsleep outside(野宿)はやめよう!

というかしたくない、ってことで。

とりあえず、1番最初にキリスト教の方、恩人に紹介してもらったバックパッカーズに戻り、

今夜1泊だけ久しぶりに屋内のベッドに寝ることに決めたのだ。

ヤニ中小学生

道中、地域の小学生高学年くらいの少年3人がボクらになついてしまし、宿までついてきた。

宿の玄関は閉ざされており、

「17時まで留守にしている」

とメモが張ってあったので、なぜか先ほどからついてきている少年たちと待つことに。

小学生の英語はとても聞き取りやすく、会話が面白い♪

普段の遊びとか、親やティーチャーの悪口、シドニーや海外への憧れなど、

内容は日本人の子供話している時と変わらないw

ただ、いつまでもそばにいる少年たち、明らかにマネーか何かが欲しいのだろう。

諦めたのか、今度は近くに座っていた若い女性に絡みだすと、

女性は慣れた手つきで、巻いてあげたタバコを子供たちに渡す、

すると軽く礼を言ってそそくさといなくなったガキンチョたち(笑)

そういうことだったのね。

もしかしたら会話がたのしかったのは、彼らがタバコ欲しさにボクをヨイショしてくれていたのかもしれない…

全然日本の小学生とは違ったなw

肉体労働者たちの帰宅

そうこうしていると、マイクロバスが宿の前に泊まり、汗臭く、泥まみれの筋骨隆々の白人男性たちが降りて、祭り騒ぎのように勢いよく宿に帰ってきた!

まだ時間は17時前だが、各々好き勝手キッチンを利用して、

夕食前の軽食を食べるマッチョもいれば、

キンキンに冷えたケミカル感MAXの色付き甘そうなドリンクを、美味しそうにガブ飲みするマッチョもいる、

そしてとにかく声がデカい、全てがパワフル!!

今までも散々メチャメチャなバックパッカーズに泊まってきたが、

ここまで利用者が激しい宿は初めてだった!

さすが宿泊者の9割がバナナファームで働ているだけあるわ!

バスは2往復3往復と次々と労働者たちをピックアップしては往復する、

そして女性グループを乗せたバスが帰ってきた時、ボクらは1人の日本人女性に会う!

 

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