久々に旅が1人プレイになった気がする。
世界を旅するなら、やってみたいことがありました。
それは何にもしない日を過ごすことです。
もくじ
海外旅行なのに!何もしない1日を作ってみた
普通の海外旅行なら、濃密なスケジュールを作成して、
現地では時間に追われるように、慌ただしく海外旅行を過ごすこともあると思います。
「せっかく中国の成都という街に来ているのに、何もしないのは勿体ない」
と思われるかもですが。
ボクはまるで日本に居る時の、のんびりした休日を過ごすかのように、何もしない1日を作りました。
無職、ニートを強引に正当化
朝起きる時間帯は素直に身体にお任せます。
ハーフパンツににサンダル、遠くには行かない格好です。
でもしっかりオシャレはしたいので、上半身はTシャツではなく、襟付きシャツを身にまといます。
昼前くらいにやっと動き出し、ゲストハウスを出てすぐ目の前にあるパン屋さんで、
適当にパンとジュースを買い、イートインスペースで食べる。
注文の際、パン屋で働く中国人の女の子と2秒以上も目が合って笑みを頂く。
もはや目が合うのではなく、見つめ合っている状況がなんとも言えないし、実際なんにも言えない。
ほんわかした気持ちでゲストハウスに戻ると、
ボクと同じように、時間をのんびり使う多国籍なゲスト達と雑談が始まる。
たいてい内容は
「どっからきた?」
「仕事は何してる?」
「この街にはいつからいる?何してる?いつ帰る?次はどこ行く?」
会話のきっかけは日本も外国も同じような感じです。
できるだけ脳ミソを使わないようにして、丸1日を贅沢につぶす!
これが意外と充実した時間だったりします。
頑張って…格好つけて…
ニートと同じ状態を正当化してみました(笑)
金銭感覚のコントロールが難しい
何もしない1日をしっかり味わったあとは、次の街へ移動の支度をします。
街というか次の国ですね!
「小説-深夜特急」に習って、次はベトナムへ向かいますが。
横になれる寝台列車とはいえ、あのクソ長い時間(丸2日)を再び味わう勇気と元気がなかったので、
移動手段はお金(飛行機)を使いました。
この旅では、なるべく資金は抑えるように努めていますが、
ツアーなどで1度に大金を支払ってしまうと、
といった具合に、調子に乗って金銭感覚が狂ってしまうのが、ボクの悪いところです。
中国で電動スクーターしか見なかった理由が明らかに…
ベトナム-ハノイ行きのフライトを待つゲートで、
さっきからジロジロとボクを見ては、やたら距離感が近い男性が気になっていました。
謎の男性
「あなた日本人でしょ?」
いきなり謎の中国人に、パーソナルエリアを土足で踏み込まれてしまいました。
ボクの顔もひきつっていますw
この方、以前は日本の企業に勤めていたらしく、とにかく日本語でお喋りしたいワケなのです。。
しかしこれは良い機会だと思ったので、
なぜ中国には電動スクーターしか走っていないのか?
日本語の説明を求めることにしました♪
ボクは珠海市、南寧市、成都市の3都市を旅してきましたが、ガソリン車(バイク)は皆無でした。
なんとこれら、全部電動スクーターです!!!
中国南部やベトナムなどの東南アジアでは、
自動車よりも小型バイクの方が個人の所持率を上回っています。
そして、日本語ペラペラの中国人から頂いた回答は…
「CO2削減の為、2012年くらいから政府が徐々に定めたこと」
らしいのですが、
この甚大な面積と人口を誇る中国を統一する、政府の力の凄さを改めて知ることになりました!
「本当はヘルメット着用が義務付けられているが、13億人みんなでノーヘルすれば怖くない」
という回答を頂きました。。
赤信号、みんなで渡れば怖くない!的な?w
電動スクーターには従うけど、せめてもの反抗が
「ノーヘル」
という面白カワイイ中国人の動向を知って、ほっこりした気持ちになりました。
ずっと気になっていたことなので、まさかの中国を去るタイミングで知れて有難く思います。
それなのに、ひきつった顔してゴメンナサイ!
扉の向こうはベトナム
飛行機が着陸して、一歩外に出ればそこはベトナムという異国。
到着は夕方過ぎの暗くなってからなので、やや不安がありました。
しかし、まだまだ日本とそう離れていない国だし、治安を心配するには早すぎる!
これから先は東南アジア諸国はもちろん、アフリカにも足を踏み入れる予定なのに、
ここでビビっていては話になりません。
むしろワクワク♪楽しむ気持ちで突き進みます。