1週間以上も滞在してしまったバラナシを出て、次に向かった先は
タージマハールのある街
「アーグラ」
寝台列車に乗り込み出発しました。
もくじ
早朝のアーグラは美しかった
列車は約12時間で走り続けて、朝方アーグラに到着した。
駅前で自動車のタクシーを手配して、さっそくタージマハル付近のエリアに連れて行ってもらった。
驚くことに、アーグラの街並みは今まで見てきたインドの景色とは全然違う!
砂ぼこりも少なく、整ったアスファルトの道は、これまで騒がしかったインドのイメージがガラリと変えた。
適当にホテルを回ったが、安いホテルを見つけることが出来なかった。
その結果、、
このまま宿にはチェックインせず、目的の「タージマハル」に行ってしまおうと考えた。
幸い、荷物をかなり軽装にしてきたので、荷物(リュック)を背負ったままでも普通に長距離を歩くことが出来た。
タージマハルに向かう道中には、住宅街のような道を沢山通った。
スノウリやゴーラクプル、バラナシとは違い、どこにもゴミは落ちておらず動物園のようなニオイもしない。
イイ所じゃないかインディア・アーグラ♪
まだ時間が早かったので、タージマハルの中には入れなかった。
暇そうにしていたら、門の近くに住む子供たち(兄弟)が遊んでくれた…
相手してくれたお礼にお兄ちゃんにはボールペンを、
弟くんにはシャンクスのフィギュアをあげた。
母親が出てきて、
「何も与えないで!!」
と軽く怒られてしまったが、もう渡してしまった物を取り上げるわけにはいかない。
よくFacebookや旅ブログなどで、旅行先にお気に入りの人形やぬいぐるみを持っていき、
景色と一緒に写真に写り込ませる。
なんていうのが流行っていたので、マネしようとしてシャンクスのフィギュアを持ち歩いていたが、
結局忘れていて、1枚もこのシャンクスはボクの撮影する写真の中に入り込むことは無かった。
だからと言ってはなんだが、インドの子供に預けてみたのだ、
シャンクスの旅はインドにて、これからも続くことになるだろう。
念願のタージマハールへ
そんな寄り道をしていたら、既にタージマハルは開園時間を迎えていた。
というかボクが入り口を間違えていただけで、正門はとっくに開いていた。
中に入るにはセキュリティーのチェックが厳しかった。。
ホテルにチェックインしていないボクは、持っていた荷物を全て監視員に見られるハメに。。
そして、持っていた
- 100均で買ったマルチナイフ(栓抜きとかドライバーとか色々セットになっているやつ)
- 蚊がいなくなるスプレー
- ヘッドライト
- 長めのロープ
「これらを荷物預かり所に預けてから戻ってきなさい。」
と言われてしまった、かなり厳重なチェックだった。
これは誤算。
荷物を預かってくれるところは遠くにあり、行ってみるが誰もいない。
どうすれば?
捨てるのも勿体ないし、そこでボクは人け少ないところへ行き、穴を掘って土の中に所持品を埋めた。
ようやくタージマハルの世界へ入ることが出来ました。
バラナシと同じ国とは思えないタージマハールの世界
インドと言えば、天辺のとんがった形が印象的なタージマハル。
というくらい、ボクの頭の中ではタージマハルの存在感はそこそこ大きかった。
庭園内はとにかく広くて、その美しさは期待を裏切らなかった。
昨日まであんなに騒がしかったバラナシと、同じ国とは思えない。
建物の内部は撮影禁止で、監視が見張っており、立ち止まることも許されない(どっちみちボクは立ち止まれないw)。
敷地内全体をぐるっと一周すると、丁度良いウォーキングになる。
建物だけではなく、庭園っていうのかな?
手入れされたグリーンの中を歩くのも気持ちよい。
首にカメラを下げていると、「俺達を撮ってくれ!」っと注文してくるインド人達に囲まれる。
1時間くらい滞在しただろうか、外に出てこの後どうするか考える。
アーグラにはタージマハル以外何があるのか全く下調べしてこなかったし、まだ時刻はお昼前だ。
調子に乗ったボクは、その足でそのまま次の街
【ジャイプル】
へ移動することにした。
ジャイプルに行く理由は特になかったのですが、
よく聞く名前だし、Googleマップにもでかでかと地名が載っていたから、
行けば何かあると思い、下調べもなしに向かってみることにした。
適当にそこら辺にいたリキシャのアンちゃんに行き方を尋ねると、
ジャイプル行きのバス停まで案内してもらった。
しかしこの適当さが、のちに痛い目を見ることになった。。