薬か何かありますか?
ステイしていたホテル(リラリゾ)で
スタッフさんに尋ねてみるが、
「副作用の責任がとれないので、薬はあげられない」
と言われてしまった。
もくじ
デング熱ではなかった!海外で体調不良の心細さ
まだ明るい時間帯、
急な高熱でアンコールワット観光を中断してホテルに帰ってきました。
この日は宿泊者たちが揃って、外でバーベキューをしていた。
ビールも解禁!楽しそう…
久しぶりに日本人と会って旅の話で盛り上がりたかったのに、
ボクは部屋のベッドで翌朝までぶっ倒れていましたw
結局しっかり水分補給して、食事もいっぱい摂ったので、
自然治癒で20時間後には熱も下がり、元気を取り戻しました。
正直デング熱には内心ビビッており、
蚊に刺されないように常に注意をはらっていたので、今回の熱はおそらく普通の風邪だと思います。
にしても海外で体調を崩した時の心細さは痛覚です。
お金ちょうだい!果物を3つ独り占めは許されんかった
体調は回復しても、再びアンコールワット遺跡群に行く気力までは無かったので、
ホテル(リラリゾ)近辺をプラプラ散歩して1日を過ごしました。
シエリムアップはインフラが整っていないため、道路はいまだに土の道が多くあって
しっかり足元を確認しないと、水の張ったくぼみにジャボンします。。
ホテルから徒歩10分圏内には、カンボジアの現地の方々が利用するマーケットに行くことが出来ます。
風邪を完治すべく、ビタミン摂取を心がけます
- マンゴー
- バナナ
- りんご
を市場で購入。
これだけ買っても1$なので、安いと思っていたら
支払い途中に1人の子供が近寄ってきました。
そしていつもの調子で「お金ちょうだい」の手が出てきます。
いつもなら無視するんですが、今回はいやらしく買い物中を狙われたので、
『自分だけフルーツを3種類も買って、1人で食べるのは贅沢だ』
そんな風に思わされます。
ほんの少しだけ「1000リエル」日本円で30円くらいを1人の少年に渡しました。
つまらなそうな顔をする少年w
すると、どこから湧いて来たのか分からないが、一瞬で6人ほどのキッズ集団に囲まれてしまいました…
同じく数人に1000リエルずつ渡すと、サイフの中の細かい金は無くなりました。
あの時の旅行者のようです。
両手を広げて「もうあげれる物はない」サインを示し、ボクはマーケットから立ち去ります。
カンボジアの子供からは500円の時計が金持ちマーク
今回ボクは、1度きりのツーリストとしての立場でしたが、カンボジアに住む日本人の立場になって考えだすと…
- 毎回同じことをするだろうか?
- それとも断固拒否をつらぬくか?
あなたならどうしますか?
あげられるお金を持っていなくても、スニーカーを履いているだけで
「その靴いくらしたの?」
500円のカシオのチープな腕時計をしているだけで
「その時計いくら?」
「えぇ?じゃあ1$くらいくれたっていいじゃんケチ!(え~ん)」
子供たちは容赦なく、身につけているありとあらゆる物に対して突っ込んできますw
本やTVじゃ伝わらない!日本とカンボジアの生活レベルの差
日本からの距離はそう遠くないカンボジア。
同じ時間を生きているのに、日本とこんなにも生活レベルに差がある事実を、
TVではなく実際に眼で見て、肌で砂ぼこりを感じ、不衛生な食を内蔵で知る。
特別な何かをしたわけではありませんが、現地に訪れることで初めて触れた経験は、
意味があったはずです。
次はタイランドに向かいます!