新宿から高速バスで4時間も走れば行くことが出来る群馬県の草津町!
旅の1年間の思い出、スーパーダメージロングヘア―をばっさりカットして、普通の24歳の容貌にもどり、高速バスに揺られて関東平野をぬけて、山々を突き進んでいく。
職種はバイキングレストランの補助業務を任されることになっていた。
料理関係の仕事って体育会系で厳しいイメージが強かったし、初めての職種にややビビりながらも、あっという間に草津温泉に到着する。
もくじ
リゾートバイト初日!草津温泉に3ヵ月の住み込み
バスから降りてみれば、
- カラッとした涼しさと
- しっかりと青い青空
に嬉しくなった。
ときは9月1日、まだまだ埼玉の方は蒸し暑い毎日だというのに、草津町は気持ちいいくらい涼しい♪
それもそのはず、なんとこの町は標高1200m前後もある高地にわざわざ作った温泉観光地だからです!
もちろん、この町で生まれ育って地元として普通に暮らしている人がほとんどですが、町の中心街に行けば、観光客でざわめく観光地になっています。
山の下から見上げれば、
『なぜわざわざ、あんな高い山の奥に町を作ったのかな?』
っと不思議に思ったりもします。
先輩派遣スタッフと待ち合わせ
初めてのリゾバで分からない事だらけだったので、派遣会社ヒューマニックの担当者に指示されたままに動きます!
今回働かせて頂く草津温泉の某ホテルまでは、直接ボク1人で行くのではなく、近くのコンビニで、すでに同じ部署(バイキング会場)で働いているヒューマニックの派遣スタッフと落ち合うてはずになっていた!
ボクからすれば先輩の派遣スタッフにあたる。
ちょうど中抜けの時間で、2人の先輩に会うことが出来た!※中抜けとは、ホテルのレストランなどで働く人が使う用語で、朝食と夕食の間のとても長~い休み時間。
- 1人は、日系アメリカ人で個人事業主。ビジネスの傍ら、旅行と休暇もかねて草津温泉に来ている。
- もう1人は、海外と日本を行ったり来たりして我が道を行くお方で、元ホームレスだった経験もある一回り年上の人。
かなり濃ゆいぞw
ボクもホームレス経験をしたことがあるので、12才も年が離れているのにすぐに仲良くなれたw
一緒に働く派遣スタッフはイイ人でした!!
バックレるやつ何人目だ!?
先輩スタッフ
『ここに派遣にきた奴はすぐにバックレるよ、君は大丈夫そうだね!なんとなくだけど。(^^♪』
先輩は、そんなことを話してくれた。
先輩と言っても実はこの2人も、派遣されてからまだ1カ月も経っていないのだという、そんな短い間に一体何人が逃走したっていうんだ!ww
聞くところ、代わりに送られてきた人間は、ボクで3人目らしい。
半月に1回はスタッフが逃走する理由は何、、やっぱり訳ありの職場ってことかオイ♪笑
面談のときに、紹介できる仕事が3件しかないと言われた、本当のウラの意味がわかった気がする。
厳しい職場と古くて汚い寮
2人の先輩に案内されながら、ホテル内のこれから関わってくる社員さん達全員に、あいさつ回りを始めます!
次にこれから3ヵ月間暮らさせていただく、寮に連れていってもらいます。※契約期間は3ヵ月に設定していました。
社員寮のために専用に作られたアパートでしょうか?変わった造りでした。
アパートタイプに建物の、3階のとある1室に案内されるが、ココがボクの部屋ではないのです。
玄関を開けると、さらに中で3つの部屋に分かれており、リビングの様な共用スペースは一切なく、
- 共同トイレと
- 洗濯機があって
- 部屋が3つ
3Rと言うべき間取りでしょうか?w
その1つの部屋がボクの場所となったのです、リビングなしのシェア物件という感じですね。
おそらく、オーストラリアのワーホリで野宿経験やクレイジーな安宿生活をしてこなければ、ボクも1日で嫌になりバックレていた可能性はあったかもしれません。
正直、どんな環境であってもここは日本だし、
- お金も頂けて
- 食事も頂けて
- タダで住まわせてもらえる(しかも1人部屋)
この衣住食がスーパー整った事実には変わりがないので、この日のボクにとっては特に問題ではありませんでした。
まとめ~様々な生活環境を知ることで
普通に不自由なく暮らしている人が、リゾートバイトと聞いてウキウキしながら、いきなり山奥の温泉街で住み込みで働くとなると。
日々の生活環境(レベル)とのギャップと、想像していた生活(リゾバ=華やか)との違いに、耐えられなくなってしまうかもしれません。
- 汚いのは1日かけて掃除すれば良いだけの話です♪
- 毎日温泉に入れる♪
- お金もたまる♪
- 新しい経験も出会いも楽しめる♪
ボクが訳あり案件に遭遇しても、こうしたハッピーな思考でいられるようになったのも、海外を放浪したおかげだと断言することが出来ます。