「ガンジャをいつもやっている様な、とろけたような顔つき」
らしいです。。。(実際はやってませんよ)
類は友を呼ぶというが。。
もくじ
ガンジャをやっているような顔が招いた謎のパーティー
ある日の休日。
メルボルンの街をプラプラ散歩中、
ボクは相変わらず歩くのが遅くて、表情もノペ~(´▽`)
ってしているので、
よく
『Do you have Ganja?』
と道行く人に尋ねられる、
Ganja(ガンジャ)とは大麻の事で、オーストラリアではガンジャの所持、及び使用は違法ですが、
その法律はかなり緩くて、万が一警察に見つかっても
って言われるだけです(笑)
緩すぎる!!
ちなみにオーストラリアでは
ビールなら1杯か2杯程度なら(正しい数値は忘れました。)
車の運転も正式に許可されています(^-^;
バレンタインという名の男
そんな感じでよくそのたぐいの人に声をかけられます。
その日
ベンチに座って空を眺めてホワホワしていたら、
金髪のイケメンオージーがボクの隣に座って声をかけてきました、
見かけで決めつけてはいけないが、雰囲気がヒッピーっぽくて
いかにもガンジャ大好きそうなお兄さんだった。
翻訳がめんどくさいので当時の記憶を日本語化してお送りしますw
すると
おもむろに何かカバンから出してボクに見せてきた
メルボルンでは、
落書きと言うには申し訳ないくらいの、美しいアートが描かれた壁が多くあります。
彼は雇われてお金をもらって、店舗などの外壁に絵を描いているのだという。
たまに少年が壁にスプレーで落書きしているのを見かけるが、
まさかその行為がビジネス化までしているとは、
さすがオージー理解ありすぎです!!
さすが、メルボルンは住みやすい都市ベスト3に入っているだけある。
そんなバレンタインという男、
ベンチでたまたま居合わせて数分しゃべっただけなのに、
なぜかFacebookフレンドに誘われて、以後メル友的存在になったのだ。w
ちなみに彼の本名は○○ですが、発音が日本人のボクから聞いて
バレンタインにしか聞こえないからそう呼んでいるだけです!
謎のビーチパーティーに呼ばれた
ボクはその頃、失恋を経験していました。。
そんなタイミングで、バレンタインから
『Hey Hey !! * How You Going Yuji !??』
とメッセージがきた
名前がyujiになっているが気にしない(^-^;
ボクは
『超最悪!好きだった女性にふられたんよ、昨日』
このあと返ってきた言葉が印象的でよく覚えている。
『オレもだよ。先週そんなことがあった、なんかこ~そんな季節なのかな。』
不思議な表現方法に驚いた、
日本人は春や夏を恋の季節と言い表すことがあるけど、
失恋して、『多分そんな季節なんだよ』
とそんなオシャレに励まされたことは今まで言われたことはありません。
そして来週末
【cool outdoor party】と名付けた野外パーティに誘われました。
面白そうなのでもちろん行くことに!
暗くなりだす時間帯に、Port Melbourneという海辺の
周りには店も人けもない木々の中ででパーティが始まるようです。
近くの駅から歩いて会場に向かいますが、
明かりは一切なくて月も出ておらず、
真っ暗のなか遠くから聞こえてくる音楽を頼りに歩きます。
会場についても相変わらず真っ暗で、大きな音楽だけが響き渡る
さすがに、その暗さから少し怖くなったけど
恐る恐る近づいてみると。
結構いい感じの音楽が流れているのは間違いないが、
辺りは物凄くガンジャの匂いがたちこめる。。
どんな人たちの集まりとか?このイベントについての詳細とか?
さっぱりわからないし
真っ暗で人の顏すらよくわからない始末です。
バレンタインも居るのか居ないのかわらないし。
とてもアウェイな雰囲気に居られなくなり、1時間もしないうちにその場を去りました。
バレンタインとも以後連絡がつかなくなった。たまに変なタイミングでメールが来るw
突然の出会いから始まって、
普通なら呼ばれることのない、クレイジーな野外パーティを目の当たりにする。
【ガンジャをいつもやっている様なとろけたような顔つき】
そんな顏がきっかけで引き起こした
不思議な体験でした。
真っ暗ですが、その野外パーティーで流れていた音楽がコチラ↓
再生時間49秒