キリングフィールドで体感!ポルポト政権の信じられない歴史

※閲覧注意※

この記事では、カンボジアの歴史について語っています。一部過激な表現が含まれるので閲覧は自己責任でお願いします。

 

ボク

ボク
カンボジアの歴史について、これまで無知識でした。

プノンペンに降り立ってみると、

「キリング・フィールド(チュンエク)」

という歴史を学べる公園があることを知ります。

その内容が思ってもいなかった恐ろしい内容でした。

 

もくじ

キリングフィールドで体感!カンボジアの悲しい歴史

プノンペン市街地からトゥクトゥクに乗って40分くらい、郊外へと向かいます!

道中では砂ぼこりが立ち込めているので、マスクやサングラスの着用をおすすめします。

キリングフィールドは一見すると普通の広場なんですが…

日本語の音声解説ヘッドホンをレンタルして、小学校の校庭くらいある敷地内をテクテク歩いていきます。

この場所で過去に何が起きたのかを、耳と目から知っていくことが出来ます。

ポル・ポト政権とは?日本語音声説明

日本語音声解説では、

主に【ポルポト政権の非人道的政策と虐殺】について、生生しい説明がありました。

簡単に説明すると、

ポル・ポトが理想と掲げる世界は、

『農民こそ正義』

と言わんばかりに、

街で働く多くの人を強制的に

このキリングフィールドと呼ばれる一角に収容し、

銀行員や俳優など

農業とはかけ離れた「華やかなシティジョブ」を持つ知的人から

次々と大量虐殺していったのです。

このときカンボジアは鎖国状態にあったので、

このクレイジーな歴史が世界に知れ渡ったのは、つい最近の話なのです。

さらに驚いたことは、歴史といっても1970年代の話だということです。

ボクが生まれる20年くらい前ってことですね…

今ボクが目にしている光景は紛れもない事実

何気なく敷地内を歩いていますが、真下には何千人もの亡骸が埋められているそうです。

キリングフィールドは、このようにフェンスでしっかり囲まれています。

ちょうどボクがこの辺りを歩いていると、フェンス越しから裸の子供がお金を求めてきました。

目を背けてはいけないと分かっていても、ボクを始め多くのツーリストはヘッドホンの音声に夢中。

最悪のポル・ポト政権から平和を奪還したカンボジアですが、

未だに服も買えない子供たちが目の前に、真下には大量の人骨。

いままで何も知らなかった自分に恥すら覚えます。

初めて見る人間の頭蓋骨

この建物…撮影はこの距離からが精一杯でした。

というのも中に入ると、本棚のように整った空間に、

無数の頭蓋骨がビッシリ並べられているからです。

人体模型のような綺麗な状態にビックリしましたが、本物です。

失礼がないように、中へは靴を脱いで入っていきます。

人体模型のような綺麗な状態に、緊張感を忘れてしまうのか?

ツーリストの中には、間近で写真を撮る人も沢山いました。

キリングフィールドはここだけではない

表立って有名な観光スポットとされているのは、このキリングフィールドだけですが。

実は他にもカンボジア内では、ここと全く同じ様な作りの広場(処刑所)が数百ヶ所もあるようです。

数十年前の出来事とは信じがたい光景の数々に、

時間と場所を忘れてしまう様な感覚に陥りました。

気持ちは落ちますが、キリングフィールドに訪れる意味は大いに有るかと思います。

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