あなたがお住まいのケアンズでは仕事が0件見つかりました。

 

ボク

ボク
asylumアサイラムバックパッカーズの生活は

どのくらい続いただろう。

おそらく1ヶ月半くらいでしょうか、ここに住んでいます。

基本的に宿泊者はヨーロピアンの少し変わった若者達です。

日本人はおろか、アジア人はボクら3人だけ。

ボクとヨッピとショー君!

 

もくじ

アサイラムの生活もそろそろ終わる

毎晩陽気なイタリア人が歌って騒ぐ、ドイツ人も騒ぎ方が尋常じゃない!

日本のやんちゃな若者が、可愛く見えてしまいます。

モクモクと煙を吸うのは宿のスタッフも公認で、

日夜問わず、この宿には気持ちよくなっている人がいる。

ヨッピとボクは、そんな個性的な宿泊者たちに

【あだ名】をつけるのが楽しくてよくやっていました!

アサイラムで飼っている小型犬が、物凄い臆病、、見た目も性格もまさに

【おくびょうなカーレッジ君】

そっくりだったので、あだ名はそのまま【カーレッジ君】と呼び、

本当に人になつかない犬でした(笑)


出典:http://www.cartoonnetwork.jp/cn_programs/microsite/00041
TM & © 2017 Cartoon Network. A TimeWarner Company.

 

いつも裸でウロウロしている男性は、乳首が垂れすぎているから

【シナチクさん】

海外ドラマでいじめっ子役に抜擢されそうな顔だちの白人には

【いじめっ子】※実際いじめっこではない※

めちゃくちゃイケメンなのに、

多分自分ではそのことに気づいていないであろう、イタリア人のイケメンさんには

【鈍感クール】となずけた。

共有キッチンにあるフライパンとナイフを横取りした、台湾人の小柄で可愛らしい女の子には

【やなやつ】(ボクら以外に珍しいアジア人仲間になんてヒドイことを)

あだ名じゃなく、普通に悪口です!

ほとんどは、関西人のヨッピがなずける(^-^;

シドニー仲間に再開

海外で出会って、別れる際

決まり文句の様に

 

ボク

ボク
生きていたらまた世界のどこかで会いましょう!

 

と言って別れるのだけど、それはあながちウソにはならない。

会う人には本当に再会する。

シドニーで少しだけ一緒に住んでいた4つ年上の夫婦。

ふたりは
オーストラリアを車で半年以上かけてラウンドする、長期の新婚旅行中でした!

そんなイカシタご夫婦の最終地点がケアンズ!

Facebookで現在地をシェアしていたので、

 

ボク

ボク
ボクも今ケアンズに居ます!

 

とご夫婦に一報。汚く、やせ細ったボクは、、、

たらふく飯をくわしてもらいました。ひっさびさの贅沢。。。

このご恩は絶対忘れませんので、ここにも書き記しておこう。

世界は広いようで狭いですホントに。

職がない状況に見切りをつける

やれることはマジで全てやり切ったと自信を持って言えます。

ネット検索では、日本語と英語サイトを調べ上げて、

物理的には街を歩いては様々なお店に突然訪問して、

『仕事探してます』『仕事下さい』

と言ってレジュメを配り歩き、時には農場で働いてそうな格好のオジサンに向かっていきなり

『仕事ありますか?』

って話しかけたり、メルボルン以来のバスキングをして小銭も稼いだりもしました。

小耳に挟んだ情報によれば、ケアンズよりさらに北に

【クックタウン】

という農場の街があると聞きます。(その時はモンハンの鳥の怪獣しか思い浮かばなかったw)

その街で
【スイスファーム】という農場があり、日本のエージェントも日本人雇用を斡旋しているらしい。

そしてそのエージェント支社がケアンズにあるとのこと!!

ヨッピとショー君と3人で最後の望みかのように、緊張とワクワクを持ち、そのオフィス向かいました。

しかし到着するやいなや。

ボクらはもう、ここに訪れる他の日本人客と、住んでいる世界がめっきり違うことに気づかされます。

ボクら汚い格好の日本人3人は入り口で門前払いされた!

まだ
話も何もしていない。

納得いかず建物から出ないでいると、担当者の方が一言。

 


君たちにはうちの紹介料、払える額じゃないんだよ。

 

やさしく投げかれられた。他にも何か言いたげだったけど、

ボクはすぐに納得した。

多分エージェントの方もボクら3人もみんな、この現実を前に一瞬固まった。そんな空気が流れます。

つまりは、エージェント側もガチなビジネスです。

オーストラリアのファーム事情を全然知らない、英語も分からない小金持ちの日本人むけに、

全ての手続きを代行してあげる代わりに、高額な初期費用を頂き、支払う給料は少額。

という、そもそもオーストラリアのファームの相場を知らない人に向けたサービスだから、

エージェント側もボクらみたいな、現地に染まり切った存在に困惑していたはずです。

補足
オーストラリアのファームジョブはマジで夢があります!

年末のチェリーピッキングでは1ヶ月で100万円稼いだ日本人もいれば、

トマトやイチゴ、全然稼げないし重労働な仕事もある。

そんな情報が行きかうオーストラリアでは、仕事をもらうのに

コネや、紹介料金、仕事をもらう代わりに指定された宿に最低○○期間は住み続けなければならない、

など様々なルールや、やり方があり、その隙間に入り込む業者の姿もあります。

ようするにオーストラリアのファームジョブ市場は、

大金がうごめく、右肩上がりの鉄板市場なのです。

 

次の日

これ以上ケアンズに居ても時間の無駄だと悟ったボクは、

のこりわずかな金が尽きる前に、最後の悪あがきに挑戦します。

 

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