路上でBusking(バスキング)と呼ばれる
路上パフォーマンスをして生計を立てている人が沢山います。
その人をバスカーと呼びます、
日本語では大道芸人にあたります。
もくじ
メルボルンのバスカー達
日本ではまだまだなじみの薄い文化ですが、
西洋ではパフォーマンスを見たら、それに見合った賃金(チップ)を払うことが
常識的とみなせれているので、
バスカー達はしっかりとした、まとまったお金を稼ぐことができます。
よって、同じ芸を東京とメルボルンでしたら
稼げる金額が大きく違います!
オーストラリアでは、シドニーやブリスベンにケアンズ
どこの都市にもバスカーとして生きている人は少なくないのですが、
最もバスカーが認められていて、
人気もあり各々の実力も高い地域は
ダントツでメルボルンです!!
街を歩けば
今まで、バスカーを見なかった日は一度もありません。
そのジャンルも幅広く
- 絵を描く人
- 楽器を奏でる人(多ジャンル)
- 衣装をまといピクリとも動かない人
- ダンサー
- 昔ながらの操り人形を魅せる人
- ビートボックス
- 手作りアクセサリーを売る人
かなりザックリですがこんな感じです。
街はいつも賑やかです。
再生時間 1分41秒
再生時間 50秒
バスキングに挑戦してみた
路上パフォーマンスはポピュラーな文化と親しまれているが、
さすがに
許可なしで勝手に路上で何かをするのはNGです!
バスキングを始めるにはまず、
city hall(市役所)に行って
- 申請書を提出
- 講習を受ける
- ライセンスを取得する
このような手順を踏む必要があります。
と言っても難しいことはなく、
誰でも簡単にライセンスをGETできます!
費用もいくらかかかりますが、スミマセン正確な金額は忘れましたw
たしか数千円程度です。。
アクセサリーなどを売る販売系は、もう少し高めだった気がします。
しかし、
ボクがオーストラリアでバスキングをしたのは、
ほんの数回。。
というのもボクのジャンルはダンス!
中でもブレイクダンスは盛り上がるし、バスキングには向いているのですが。
1人でやるには一回あたり30分~1時間が体力の限界で、
続かず途中で断念しました(^-^;
30分で約6$くらい、時給1000円ちょいくらいですかね。
実力に自信がなくても、頑張ればそこそこ稼げます。
生計を立てている人もいる!バスカーは真剣なお仕事です
毎回ですが、かなり緊張します。。
初めての日、隣にいた音楽系のバスカーと場所について口論になったことがあります。
後から来たくせにそんなこと言われて納得いかなかったが
かなり雰囲気が緊迫していて、、
ビビってしまい言われるがまま場所を変えました。
後になって気づきましたが、きっとあの人はボクと違って
「趣味や遊びではなく、生活がかかっているんだと。」
いや
メルボルンのバスカーは皆そうです。
ボクみたいな、甘っちょろい気持ちでやっている人はほとんど見ません。
バスキングと平和
自分に真剣さが足りないと思ったボクは、バスキングをすぐやめましたが。
人のショータイムにいきなり途中参加することにpeaceな空気が生まれることに気づいて、
よく乱入していました(笑
でもパフォーマーならわかると思いますが、
なんでもかんでも乱入するのはかなりマナーが悪いですので。
- ミュージシャン
- ソロダンスを回し見せするダンサー集団
など
混ざっても問題なく、むしろお互い楽しめるような乱入をしていました。
もちろん、というか当たり前ですが。
それで得たチップもいっさいこびらないようにしていました。笑
中でも一番peaceだな~と感じた1日は
シンセサイザーを使って演奏する1人の白人青年の前で
全く関係ない黒人3人組がいきなり踊りだす
リズムにつられてアジア人であるボクも混ざる
白人、黒人、アジア人のコラボがメルボルンでは至って自然に生まれる。
音楽で皆がハッピーになったあの瞬間は、今でも鮮明に覚えています。