東南アジアのバイク交通量に爆笑…ベトナムで命がけの道路横断

 

ボク

ボク
中国の成都市からハノイまではLCCが飛んでおらず、

初めて

ベトナムエアーライン

という普通の航空会社を利用しました。

いままでLCCしか利用したことが無かったので、

突然運ばれてくる機内食に…

 

テンションが上がります。

ベトナムの料理のようでしたが、美味たる食事でした。

もくじ

初めての東南アジアはベトナムに到着!市街地ホテルへの道

ノイバイ国際空港に着いたのは、丁度夕暮れ時でした。

空港やその周辺は、想像していた騒がしい東南アジアらしさは全く無く、

設備の整った綺麗な印象でした。

さっそく市街地へ移動する必要があるのですが、実はボク

なんにもリサーチしてきていません(笑)

右も左も、ましてやハノイ市内まで何キロあるとか、分かりません。

とりあえず空港の外に出て、暇そうにしているバスの運転手のオッチャンに

 


ハノイの中心地まで行きたいのですが…

乗り場はどこですか?

 

と伝えます。

すると、

 


OK!

とりあえず乗りな!

 

一瞬このバスが市内行きなのかと思いましたが、そうではなく。

休憩中だった大型バスが、お金も取らずに、たった1人の客(ボク)を乗せて、

「ハノイ行きのバス乗り場」

まで乗せて案内してくれました。。

この時点で、初東南アジアの旅の不安がだいぶ解消されました。

第一印象って大事だなと、つくづく思います。

バスの扉は空いたまま?空港からハノイまでの1時間…

第一関門であるハノイ市街地までの移動手段を確保したわけですが…

本当にハノイまで向かうのか心配になってきた。

というのも、チラッと見た誰かのブログでは、

86番線のバスがハノイ行き」

と書かれており、一緒に載せている写真も小奇麗なバスなんですが、、

ボクが乗ったバスは、何番とか数字は書いていないし、そもそもバス停で乗っていませんw(駐車場で乗りました)

バスが発車して数分すると、なんとバスの自動ドアが外れてしまうトラブルに!

およそ1時間ほど、バスは扉が開いたままハノイまで走り続けました。

初っ端から衝撃的な光景にウキウキする気持ちを抑えきれなくなります。

スマホのGPSをオンにして、地図アプリとにらめっこします。

確実にハノイまで向かっていることを確認すると安心できるのですが、

スマホが無い時代の旅を考えると、現代の旅は相当イージーモード化していることに気づきます。

これが東南アジアのウェルカム交通事情!バイク嵐を横断

降りる所をミスらないように、地図と現在地をガン見します。

ボクは「Long Bien」

というバス停で下車しました。

バスの外の世界は、先ほどの空港とは大違いで、

 

東南アジアのイメージがそのまま、期待を裏切ることなく飛び込んできました!

 

するとすぐに待ち受けていた難関は…

 

道路を横断できない。

 

バスは大通り停車したため、ボクの目的地(ホテル)に向かうは

目の前の、静まること無いバイクの嵐を突き進む必要がありました。

 

「少し待てば信号が変わって、交通量も収まるでしょ。」

 

そう思って、しばらくその場に立ち尽くします。

信号が赤になっても、バイクは我を失ったイノシシの如く走り続けていました…

ボクがずっと立っているからか、タクシーが目の前に止まって

「乗りな!!」

と言ってくる。

それも1台や2台ではなく、次から次へとタクシーがボクの周りに押し寄せてきますww

行き場を失って、もう笑うことしか出来なくなったボクの前を、

杖をついた1人の老婆の姿が!

左右から激しく行き交うバイクの嵐の中に、

トボトボと突っ込んでいきました。。。

おばあちゃん!危ない(>_<)

心臓をバクバクさせながら、老婆を見守っていると、まるで

 

「見てなさい、こうやって横断するのよ。」

 

と言わんばかりに、華麗に道路を渡り切りました!

老婆がどうこうというワケではなく、

「多少強引でも、人が歩けばバイクは低速する」

というこの土地ならではのルールがあることに気づかされました♪

ありがとう!

と心の中で、お手本を見せてくれたお婆ちゃんに感謝して、

思い切ってバイクの嵐の中に突っ込んでみたところ。

かなり緊張しましたが、

ベトナムのバイクで埋め尽くされた道路、初横断をクリアすることが出来ました(^-^;

凄くいい!ハノイのホテル【Blue Sky Hotel】のサービス

宿は既に予約済みで、

【Blue Sky Hotel】

にチェックインしました。

バスを降りてから徒歩5分くらいでしょうか、迷わずに到着しました。

手続きを済ませるために受付に向かうと、

 

「ごめんなさい、こちらの手違いで、あなたが予約された部屋は使えなくなりました。」

 

と言われてしまいましたが、

 

「代わりに同料金で、新館の【Blue Sky Hotel2】へご案内いたします。」

 

東南アジアの安宿って、もっと雑な扱いをされるのかと思っていましたが、

想像以上に優しい対応に思わずニッコリします♪

新館は徒歩2分ほどで、着くのですが、

一応男性スタッフの案内で、再びバイク嵐の中へ!

エスコートされました♡

(C) Studio Ghibli

この時は、千尋になった気分でしたw

そして、これがまた勉強になります!

日本人の感覚では、「車道に出たら危ない」ですが、

案内の男性スタッフは、あまりバイクの存在を気にしていない様子でした。

ハノイでは

「人が道路に飛び出したら、バイクは止まる、もしくは減速するもの。」

ととらえて良いのかもしれません。

ベトナム初日、老婆とホテルの男性スタッフのレクチャーで、道路を横断するコツを掴むことが出来ました。

フォー食らってバカになる男

ボクが持ってきたベトナムのイメージは、

子供の頃に見たドキュメンタリーTV番組で、日本の若い男性俳優さんが

「フォー」

という米粉の麺を食らうシーンしかありませんでした。

まさかボクもこうして「フォー!!!」を頂ける時が来るとは。スイマセン言いたかっただけです。

静まることのないバイクの流れと音の中、

今にも壊れそうな簡易的なテーブルとイスに座り、

聞きなれない言語を話す人々に囲まれて、

ただでさえ蒸し暑いっていうのに、アツアツのフォーを食らっていると、

 

良い意味で、バカになれます。

 

日本では色々と抱えながら生きてしまいがちですが、今を生きてるってことは

目の前に見えるものが全てなのだと気づかされます。

 

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