ジブラルタル海峡をゆっくりと時間をかけて渡る。
出入国手続きは船の中でこじんまり行った。
もくじ
初上陸?じゃなかったアフリカ大陸!タンジェという街へ
アフリカ大陸に上陸すると、360°砂色が大半を占めており、港にはそれっぽい音楽がかかっていた。
モロッコの玄関口は、いかにもアフリカっぽさを上手に演出していて、期待を裏切らない。
港の男
「welcome to Africa!! Is it your first time?」
と答えてしまいそうになったが、
忘れていた!エジプトは中東みたいな雰囲気だけど、一応アフリカ大陸だった。
港の雰囲気は活気あふれていて、旅行者はもちろん働く人々も楽しそうにイキイキしていたことが深く印象づいている。
サハラ砂漠があること以外は、これっぽちもモロッコの情報を調べて来なかったボク。
こんにちはも、ありがとうの現地語すら調べて来なかった、非常識もいいとこだ!
とうぜん最初の行き先は考えていなかったので、
とりあえず港から目の先にある「タンジェ」という街に向かうことに。
近くの人に行き方を聞くと、港からタンジェまではバスが出ているとのことだった。
しかし迷子になる、バスは見つからない。
フラフラしていたら、フェリーターミナルから出てしまい、道路を歩いていた。
すると道にポツンと1人で立っているモロッコ人の青年と出会う、彼は乗り合いタクシーを待っていた。
ボクは彼の行動をそっくりマネて、次に来るタクシーを捕まえて無事タンジェへと向かうことが出来た。
宗教(イスラム教)上のルールだろうか?
乗り合いタクシーに女性が乗ってきたら、男性は隣には座らない。
となると前列には女性1人だけ、後部座席は3人掛けなのに大の男が4人もギュウギュウに座る。
モロッコの男たちを尊敬します(^^;
乗り合わせたモロッコ人(客)も運転手もみんな親切で、
何も調べて来なかったボクに、タンジェの中心街と宿が多いエリアを丁寧に教えてくれた。
しかしタンジェは想像以上に大きな街で、ホテルはピンキリ。
1泊1万円以上の高級ホテルも沢山並ぶ、
2時間くらい歩き続けて、ようやく泊1000円代のホステルと出会うことが出来た。
モロッコの安宿はアジア圏とは違い、安いわりにはキチンと清掃が行き届いており清潔だった。
特別有名な観光地でもない「タンジェ」だけど、モロッコの空気に慣れるために数日滞在した。
強面モロッコ人男性にギャップ萌えしてしまう件
何をするわけでもないが、ひたすらタンジェの街を散歩する。
最初に驚いたのが、
カフェの多さと、甘いケーキと甘いジュースを飲むイカツイ男達の多さだww
人口のほとんどがイスラム教なので、飲酒はNG行為です。
お酒を口にしない代わりに、モロッコ人にとっての嗜好品は甘い物です。
アレです、ギャップ萌え的な気持ちが芽生えます。
一見お酒が大好きそうな雰囲気の強面男達が、そろってオープンテラスでケーキとファンタ。。
可愛い…
大人になってから、オレンジジュース1杯で感動した話
建物や土産店などは、白を基調とした明るいイメージで成り立っていた。
こうしてみるとヨーロッパ諸国のような景観が広がるタンジェだが、
一つ路地裏に入れば、現地の人しか利用しないマーケットがある、そこでは野菜や魚などの食材が混合して色んなニオイがした。
タンジェで一番心に残ったことは、手絞りのオレンジジュースだ。
スペインで飲んだ生絞りジュースの数倍ウマい、ジュース1杯でこんなに感動したのは初めてだった。
不思議だけど、
機械ではできない、手絞りにしか作り出せない味があるとボクは信じている。。
モロッコには色とりどりの街がある
ホステルの共有スペースでは、床にじゅうたんを敷いてお祈り中の青年と出会った。
お祈りが終わると、むこうから気さくに話しかけてくれた。
彼はカサブランカという西部の街から来た、1人でバケーション中のモロッコ人学生。
モロッコを旅行するならシャウエンやマラケシュがオススメだよ!
青い街と赤い街、一度は行ってみる価値がありだね。
最終目的地はサハラ砂漠!
そこにアクセスしやすい所は、メルズーガという街。
マップを開いてみると、
その道中には「青い街シャウエン」がある。
行ってみよう。
ということで、次の目的地はヒョンなことから決まった。