ジャイプルの見所は何かといったら、お城とピンク色の街並みらしい。。
さっそく向かってみることに。
もくじ
インド・ジャイプル観光 アンベール城
ここがアンベール城。
アーグラのタージマハルと同じく、世界遺産に登録されている名所近辺は美しい。
第一印象が国境の町「スノウリ」だったせいか、インドのイメージは
ゴミゴミしていて、砂ぼこりと動物のニオイが強烈で、静かな所なんてないと思っていましたが。
誤解だったようです。
洗礼されたデザインだ。
癒されます。
バラナシの日常↓
アンベール城↓
アーグラに続いて、
ここでもまた「俺たちを撮影してくれアピールインド人」に遭遇しました。
日本人が外国人観光客に「そのカメラで俺を撮ってくれ」ってお願いしたら、
たぶん普通に引かれるよねw
インド人は無邪気で素直でギャグセンスも高いから、
何を言われても今さら驚きません。
ピンクの街にきたけど…
次にやってきたのは、ピンクシティと呼ばれるジャイプルのメインストリート的な場所だ!(現地に行った自分でも、ここが何なのかよく理解していない)
あたりの建物ほとんどがピンク一色。
インドにはピンクシティの他にも、
ブルーシティ-ジョードプル
ホワイトシティ-ウダイプル
といった街があります。
その一つのピンクの街に居てるんですが…
感動は薄く、即退散!!
それもそのはず、
この頃の自分は、一体なにを目的に旅をして、なぜこの場所に訪れているのか分かっていないからだ。
やっていることは、ただトコトン迷子のように地球を歩きまわっているだけ。
リキシャで働くインド人の実態
ホテルまではリキシャを使うことにした。
距離はかなり遠くて、本来ならオートリキシャ使う距離なんだが。
わけあって高級ホテルに宿泊している分、少しでも費用を抑えたかったからだ。
いつもならリキシャの方から、嫌ってくらい声をかけてくれるのに、
いざ使いたいときは、ここぞとばかりに人力車が捕まらない。
メインストリートを外れて、細い路地に入ってみると。
リキシャの集団から外れ、1人で道路わきに待機しているリキシャを発見した。
近寄って声をかけてみると、
インド人にしては珍しく、とても緊張していてスーパーシャイだった。
ホテルまで6~7キロ程も長距離にも関わらず、ボクは非常識に人力車で帰ろうとしていた。
ダメもとで頼んでみるが、ひとかけらも英語が伝わらない。
おそらく彼は、英語は一言も話せないから、リキシャの客引き激戦区に入れず、細い路地の方で集客していたようだ。
近くにいたインド人も巻き込んで、ボクが行きたい目的地を通訳してもらった。
内容を理解した彼(リキシャの運転手)は難なくOKサイン!
そしてこのあと、衝撃的な事実を知ることになった。
リキシャの現地価格を知った
リキシャで6~7キロの相場って、全然わからなかったけど、
適当に100ルピー(当時日本円で200円ほど)で交渉してみた…
すると英語の話せないドライバーは、目を大きく見開いて、
「こんなにもらえるのか?」
っと驚いた様子でリアクションをとった。
ボクは何も考えなしに100ルピーを提案したわけではない。
前回バラナシでリキシャを使ったときの相場(2人で4キロ100ルピー)より、
やや安めに設定していたのだ。
それなのにこの喜びよう。
ジャイプルの物価が安いわけではない。
おそらく、英語が話せるか話せないかの違いだと悟った。
英語を話せないということは、ターゲットとなる客は現地のインド人のみとなる。
いかに現地価格で働くリキシャの賃金が低いことが分かった。
運転手はけして若いとは言えない年齢の男性、カラダも細く力はなさそう。
汗だくになりながら、ときには自動車がガンガン走る大きな道路も埃まみれになりながら、
ボクを無事ホテルまで届けてくれたリキシャ。
どうしてもリキシャを使うと毎回チップを多めに渡したくなる。。
約束の100ルピーとチップを30ルピー渡した。
すると再び大感謝のされる…
もう心がチクチクする。