プノンペンまでは約300キロ、
バスで7時間も走れば着いてしまう。
チケットの購入方法も簡単で、
街のありとあらゆる場所にある
ツアーデスクで誰でも買うことが出来ます。
もくじ
初めてのバスで国境超え!ベトナム-カンボジア
早朝のバスでホーチミンを出発します。
基本的に移動するときは、
目的地へは明るい時間に到着するよう設定しています。
初めての土地で周辺が真っ暗だと、
どんなに治安が良いとされる場所でも心配事が増えますからね。
乗客の7割はヨーロピアンのバックパッカー達
バスの中は、ほとんど白人の若いバックパッカーたちで埋め尽くされていました。
男女共に
- Tシャツ&動きやすそうなパンツ
- トレッキングブーツorビーチサンダル
- ドデカイバックパック!
絵にかいたようなバックパッカーたちがズラリ…
この状況が、逆に安心感を得ることが出来ます。
この大量生産されたツーリストたちを見よう見まねして、
同じように行動していれば、
確実にカンボジアに入国することが出来ると思ったからです♪
日本のパスポートは最強!入国審査を数秒でクリア
ベトナムとカンボジアの国境に着くと、
物凄い人の数と、バスやタクシー、現地の物売りや物乞たちがわんさかしていた。
ボクは迷子にならないように、
同じバスに乗っていたバックパッカー達の顔をしっかり覚えて、彼らの後をついて行きました。
流れ作業のように、次々と旅行者たちがイミグレーションを通過していきます。
カンボジアに入国することは容易く、パスポートをみせ、両手の親指の指紋をとるだけで完結しました。
というのも、簡単に入国できた理由は、ボクが日本国籍だったからかもしれません。
周囲の外国人は、早くてもいくつか会話のやりとりをしていましたが。
ボクのときは、
日本の赤いパスポートを提示しただけで、なんの会話もなくツルンと通過できました。
日本のパスポートが強い理由は、ググって頂ければ分かるとおり。
日本人は現地で犯罪を犯すことも極めて少ないですし、お金も沢山落としてくれる存在だから、
警戒も薄くなるはずです。
とは言え日本人の海外での犯罪率はゼロではありません。
海外長距離バス移動のオチ1~ここはどこ?郊外です
カンボジアに入って3時間もしないうちに「首都プノンペン」到着。
が…
プノンペンの郊外で降ろされます(笑)
中国もベトナムもそうでしたが、長距離バスや電車の到着ポイントって
市街地のド真ん中ではなく、
やや離れたワケの分からない所で降ろされることがほとんどです。
考える余地も与えられず、強制的にバスの外へとほおり出されてしまいます。
海外長距離バス移動のオチ2~タクシーの客引きバトル
「待ってました!」
と言わんばかりに、沢山のトゥクトゥクのタクシードライバー達が駆け寄ってきました。
現在地も分からない状況で、流れに従うのはマズイと判断したので、
あたかもカンボジアに慣れているフリをして、タクシーを無視して適当に歩くことにしました。
「mapsME」というオフラインで使える地図アプリの調子が悪く、今いる場所の把握ができませんw
歩いていくと、ケータイショップを発見したので
「Wi-Fiを一瞬だけ使わせて頂けないか?」
と交渉して、現在地を確認することが出来た!
すると、ホテルや店が多く立ち並ぶプノンペンの繁華街というか中心地っぽいところは、
ここから車で10分くらいだと判明しました。
カンボジアお金【リエル】の数字が巨額!財布がパンパン
市街地に行く前に、カンボジアのお金を作らなけらば始まりません。
ケータイショップの店員さんに深々とジャパニーズ「おじぎ」を済ませて、今度はATMを探します。
文中でも述べましたが、到着時間を昼に設定していないと、
ここまでの下りを真夜中に行うことになるので、想像するだけでも面倒ですね。
運よくATMはすぐ近くのショッピングセンター内で発見!
とりあえず1万円分をカンボジアリエルで引き出そうとしますが、
- US$
- リエル
カンボジアなのに引き出すお金の項目が2つ現れました。
このときはドルをおろす意味が分からなかったので、リエルを日本円で1万円分おろします。
なんとなく聞いたことはありますが、カンボジアのお金は
100円➜約3800リエル(※2018年3月データ)
と数字が巨大です。
1万円分おろせば、約38万リエルという札束がサイフにぎっしり詰まることになります。。
カンボジアで買い物や支払いをするときは、
いったん落ち着いて100円=3800リエルということを思い出す必要があります。
海外タクシーで使える!ツーリストエリアという便利な言葉
リエルを調達したら、道で暇そうにしているトゥクトゥクに声をかけます。
ボクが行きたいところは
「プノンペンで1番栄えている場所周辺の安宿」
なのですが、
この漠然とした長たらしい注文で。納得いく結果が得られるはずもありません。
案の定、トゥクトゥクは安宿には向かいましたが、そこは市街地ではなかったのです…
もどかしいです。
ボクもカンボジアのタクシードライバーも、互いに英語が堪能ではない場合、こういう感じに陥ります。
伝えることって難しい、険しい表情で悩んでいたら、ドライバーの口から一言。
「あんたが想像している所ってツーリストエリアか?」
イメージがしっくりとハマった!
なんで今までこんな簡単なことに気付かなかったのだろう。
途上国では、東京や大阪のように街自体がそれほど大きくないので、
「ツーリストエリアに行きたい!」
と伝えれば
間違いなく街の中心地へ、尚且つ安宿街に向かえることを教わりました。