スカイダイビングをして、エアーズロックを見終えて、やりたいことを思いっきりして、悔いを残さず日本に帰ります。
↓写真が約1年間のワーホリでボクの所持していた荷物の全てです。
一時期(テント生活時)はもう少し増えていましたが、
だいたい出国初日も帰国時もこのような軽装スタイルをつらぬきました。
オーストラリアで有名なアニマルと言えば【コアラ】ですが、帰国する間近にアリススプリングス空港でたまたま見ることが出来ました。
なにやら気配を感じ、後ろを振り返ったら目が合ってしまったw (ぬいぐるみです)
もくじ
オーストラリアワーホリの感想!24歳男が勝手にまとめる
アリススプリングス➜メルボルン➜ケアンズ(帰国前のプチ用あり)➜日本といった具合で乗り換える、最終乗り換え地点のケアンズから飛行機に乗りこむと、
『数時間後、この飛行機から降りれば約1年ぶりのJapanの空気が待っているのかぁ。』
そう思っても、その事実がいつまでも現実として受け止められず、この気持ちをどこに置いていいのかわからないまま数時間があっという間に過ぎていった。
1.ニヤニヤが止まらない
日本に着陸後、ボクは飛行機から降りた瞬間からニヤニヤが止まらなくて超怪しい男だったに違いない、
- 当たり前だけど日本人だからイミグレがないことにニヤニヤ
- アナウンスが全て日本語なのに対して1人で口をおさえニヤニヤ
- 手荷物検査も、スタッフが日本人で普通に日本語で話している時もニヤニヤします。w
終始あたりをキョロキョロ見わたしながらニヤニヤして到着ゲートを通過!!10ヵ月ぶりに日本に帰ってきました。時刻はPM6時!丁度いいころに帰ってこれた。
8月の成田、、ビックリするぐらい蒸し暑い。
2.会いたい人に会うワクワクは最高
成田空港には古くからの親友2人が迎えに来てくれることになっていた。その内の1人はボクが海外へ出国する引き金をひいた人物、
20歳のころ世界1週をした親友だ!
『竜二どこだ?成田空港ついたど!』
LINEが飛んできた、
どういう顔をして、どういう言葉を発していいかわからないまま再会をする。
2人とは6歳からの関係だが、車内では今までにないくらいハイな空気で会話が鳴りやまない。
少し大げさかもしれないが、ボクは車の中でも景色をキョロキョロ見たり、いちいち感動することをやめることが出来なかった。
3.1年我慢したラーメンを食らう楽しみは感動もの
時刻は夕食時、LCCの機内食には手を出さずに、お腹ペコペコ状態にしてきたボクが1番初めに口に入れた食事は、
ラーメン!!
山岡家という赤い看板のチェーン店!
店内でもいちいち感動してしまう。。
- 清潔であること
- 店員さんが日本語を話していること
- セルフサービスで冷たいお冷がくめること
- ラーメンの旨さ( ノД`)シクシク…魚介系スープ
- 食欲をくすぐる食券機
23年間日本で生きてきたのに、気づけなったすばらしい事の多さに、ボクはやかましいくらい驚きつづけていただろう!
それを見て、世界一周した親友も、
『オレも帰国時はこんな感じだったよw』
と共感してくれる。w
4.気軽に温泉につかれる幸せを改めて知る
その後はボクらは、埼玉県の地元にある日帰り温泉に行く、という贅沢コースへ進んでいく!
今夜は家に帰れそうにない。
ボクの帰りをソワソワと待っているだろう両親には、
国内電話で
『今日無事日本に帰国したけど、帰宅は明日になりそうだよ。』
と伝えて感動の再開を延期させる。
旅の間、ボクは荷物を減らすためシャンプーやリンスは持ち合わせていなかった。
3ヶ月以上もの間、
頭からつま先までたった1つの固形石鹸で全身洗っており、
頭皮や髪にメチャクチャ乱暴を働いていたのです。
久しぶりのシャンプーとリンス!3プッシュ以上ポンプを押す。
公共の湯の安価なものだけど、ガシガシに固まったボクのロン毛にこれでもか!っというくらい安いリンスを飲み込ませた。
その調子であつ~い湯船に入れば、ボクの身体の古い細胞たちが超スピードで破壊されていった。それが10ヵ月ぶりの湯の破壊力だ!
5.耳掃除に綿棒を5本も必要とする
旅中の耳掃除は、普通にやっていましたが、綿棒を使うのはメルボルンに住んでいたとき以来なので半年ぶりです!
非常にばっちい話ですが、片耳だけで綿棒5本使いましたw
こんな詰まってたんか、聴力が5レベルくらいUPした気分です!
グロテスクな写真…見ますか???
いやいや、ばっちい話はこの辺にしておきましょう♪
- ラーメンも
- 温泉の湯も、
干からびた乾燥わかめを水で戻したときのように、ボクの体内へと吸収されていきました。
6.小人が住んでいるのかな?家がミニチュアハウス
夜中の1時過ぎ、ひっさしぶりの実家に帰宅すると、意外にも両親はもう寝ていた。
のそ~っとリビングに入室すると、
- 天井低ぅ!!
- テーブル、ソファー小さっ!!
- 部屋せま!!
って必ずなりますから♪
ワーホリだけに限らず、1年以上西洋文化に触れて帰国してきた人は口をそろえて同じように言います。
自分の身長が伸びたような錯覚に襲われるはずです。
部屋だけではなく、
- スーパーの天井や棚の低さ
- 道路の作りや、町全体が小さくまとまっている
そういった、日本に訪れる外国人観光客のあるあるネタが、自分自身の目線でも実感することが出来ます。
あしたの朝は、出勤前の父と遭遇したいという理由で、今日はこのままリビングに寝ることにした。
7.両親とはさらっとした再会
リビングで目が覚めると、お母ちゃんがドタバタ家事の最中、朝が早い父はボクの寝姿だけを見て会社へ行ってしまったようだ。
母
『おはよう!なんか食うか?』
親子ですから、長いこと遠くに行って会っていなくても、再会の時の会話はこんなもんですね♪
※この日の晩飯どきには、父も含めてもっと沢山の会話をしましたよ~。
8.雲や太陽!空が全然違う
これは、オーストラリアに到着した日にも思ったことだけど、
空の広さと近さと、明解度が全然違います!
日本の空(関東圏)は、日にもよりますが、いつもモヤっていて、太陽と雲と青空の境目が曖昧で曇りなのか晴れなのかハッキリしていません。
日本から出る前は、これが最高の快晴だと思っていたのに、常識がくつがえされた瞬間です。
オーストラリアの空は、あまり直視すると目に悪いと知りながらも、絵に描いたように太陽のギザギザが見て確認できるし、なによりもクリアです!
※ちなみに、日本でも田舎の方や山に行けば空は凄くキレイです。それでもオーストラリアの空と比べると違いが大きい※
9.店員さんと同じテンションで返答しちゃう
『いらっしゃいませ、こんにちは!』
よくある流れの一語一語に対しても、努めてニコニコ返答をしてしまう!(この時のボク、マジでウザかったはずw)
オーストラリアでは、スーパーでガムを1つ買うだけでも、
店員
『Hi!! How are you?』
店員
『Have a great day♪』
この流れを欠かさないし、黙ってブスッとしている行為は大変失礼だし、
『コミュニケーションがとれない変な人』
あつかいされます。
なので、
このテンション(感覚)のままで、日本に持ち帰ってしまうと、何気ない店員さんの声全てに反応してしまうのです。w
10.どこでも酒が飲めるし買えるし
ボクが行った国はオーストラリア1ヶ国だけですが、そのオーストラリアを含め、世界の多くの国では酒は酒専用の店、
【ボトルショップ】
などで購入しなければならないし、飲む場所も自分の家かレストランなどに限られてきます!
日本だと、
- 酒屋はもちろん
- コンビニでも
- スーパーでも
- ドラックストアでも
- なんなら自販機でも
購入が可能であり、あまりやる人はいませんが、電車の中など公共の場で思いっきり飲んだとしても法的には罰せられないから、
外国人からしてみればまさにユートピアに思えるでしょう!!
オーストラリアの公園で普通にビールなんて飲みだしたら、かる~く数万円の罰金刑をくらってショボーンってなるだけです。
11.日本人しかいない
え?当たり前でしょっと思うかもしれませんが。
オーストラリアの国民は大多数が白人を占めているのですが、一応多民族国家であり、
白人以外にも
- 黒人
- アジア人
- 中東の方の人
様々な人が街を歩いています。
白人と言っても一概には言えず、何を基準に白人としているのかボクには詳しく分かりませんが、白人だけにしぼったとしても、
- 肌の色
- 髪の色
- 目の色
- 骨格
などバラバラです。
日本では外国人と日本人の見分けがハッキリつくと思います。
オーストラリアでは、
見た目がアジアンなボクでも、街を歩いているくらいでは外国人なのかオーストラリア国籍なのか、パッと見で区別はつけないのです。
12.和製英語やちょっと変な英語が思ったより沢山ある
↓帰国して気づいた和製英語↓
- ジャストタイミング➜Good timing
- ジャストミート➜直訳すると、ただの肉w
- バイキング➜BuffetまたはAll you can eat
- ホテルのフロント➜reception
- マロン➜実はこれフランス語!栗は英語でchestnut 知らなかったのボクだけ?汗
出国前はこれ全部英語だと思ってました、、
また、使い方を知っているようで実は知らなかったフレーズ
- アイム ファイン センキュー アンド ユー?
How are you?と聞かれたら Good!! How are you? と返す!これが一般的です。中学校の教科書は丁寧すぎるんです。 - デリシャス
おいしい物を頂いても good か So good このくらいです。 - カミングアウト
普段使うことはまずない言葉。気になる人はググって。 - アイム、フリー
私は自由ダー!!ではなく、時間ありますよ、暇ですよ、ていどの意味合い。よく使われるFreeの意味は【無料】という意味。
1週間も経てば元通りなのさ
- 日本語が普通に使える事
- ご飯が美味しい事
特にこの2つの事に対して、はじめのうちは感動がやみません。
ワーホリから日本に帰国したばかりというのは、日本にいる外国人観光客の気持ちが分かるし、
自分もまた、外国人のようにふるまってしまう(カッコつける)。
【海外かぶれ】という言葉は好かんですが、
長い期間海の向こう側のお国に滞在していれば、急に帰国したとき、母国であるはずの日本の生活や文化に違和感を覚えてしまうことは仕方ないッス。
とはいえ、馴染むというか元に戻るのは早くて、1週間もすればコンビニの店員さんの声に元気よく返事することもなくなります。
元気よく挨拶を交わすことは悪い事ではないのに、どんどん日本の習慣に戻っていく感覚はすこし寂しい気持ちもしました。
それでも、やっぱり日本っていい国だな♪感想はこの1言に限ります。