ケアンズで野宿したらアボリジニのおじさんに絡まれる

 

ボク

ボク
道端のアボチャンから聞いた情報をたよりに

野宿スポットを探し、たどり着いた先は

【公園みたいな墓地】

その場に立ち尽くしていると。。

パトロールカーがこちらに向かってきた!

小汚い格好のアジア人の男2人が、

夕暮れの墓地で突っ立っていれば、職務質問されるに決まっているw

 

もくじ

ケアンズで野宿したらアボリジニのおじさんに絡まれる

案の定パトロールカーは野宿しようとしている奴を捕まえて、罰金をかせるお仕事をしていたようです。

 


君たちここで何してる?

まさかその手に持っているテント、、

ここで張るわけではないよね?

 

と早くも図星をつかれてしまいます。

オーストラリアでの野宿は相当難しいという事実を、ボクらは植え付けられます。。

しかし、今日は野宿する以外頭の思考回路は回らなかったので、

その場にいつくことにしました。

しばらくすると再びパトロールカー(ミニカー)がライトを照らして循環してきた。

そこで、あることに気づきます。

 


おそらく彼らは、毎回同じ決まったルートしかパトロールしないのではないか?

 

テントを張るポイントが決まる

ボクは何度か目の前を通るパトロールカーのルートを把握して、

フェンスと木々に囲まれたポイントを選びました。

ショー君も納得して、そこにボクら2人は野宿することにしました。

味のないパンをかじって、歯を磨き、

2人で【日本に帰ったらまず何を食べたい?】など、

海外旅人あるあるトークを楽しみ、

まだ21時くらいだが、他にすることもないので寝ようとしたその時。。

アボチャン6名くらいのファミリーが横を通過している、

そして、その内の爺ちゃん1人がこっちに向かってきたあああ!!

謎のアボチャン語と無言による恐怖

 


¨☡△○○ΕΣ※※s××- – – ~

 

英語ではない。

しかもこのアボチャン達、昼間街で見かけるようなアボチャンとは一味違う、

なんか服装が洋服ではない。

ガチの民族衣装という訳でもなく、半裸にジャラジャラした小物をまとっていて、

とにかく普通じゃない。w

【ビビッている姿を見せたらおしまいだ!】

ということにボクもショー君も分かっていた。だからあえて普通に振る舞う。

 


Hi!! How are you? (笑顔)

 


………¨☡△○○ΕΣ※※s××- – – ~!!!!

 

もうわけわからん。。w

いっさいボクやショー君の質問には答えず、じわじわとこっちに近づいてきます。

そしてテントのすぐそばに、座り込んだ。(泣)

無言が恐い。

幸い、他のアボチャンファミリーが

『行くわよ~!早くおいで~』

みたいな呼びかけを、謎の言葉で叫んでくれたおかげで、

そのおじいちゃんはトコトコ去っていった。。

相手がお年寄りだったから、まだ危機感は少なかったが、心臓によくないハプニングでした。

気を取り直して、再び寝ることに。

夜中何度がパトロールカーが横切るが、幸いパトロールカーは決まった道しか走らない。

ボクの読みは当たってくれたようです。

丁度よく木々がボクらのテントを隠してくれたこともあり、

無事朝を迎えることが出来きました!!

そして今夜も野宿スタイル

朝はポジティブ思考になれる♪

住所不定無職の日本人2人が、オーストラリアのケアンズで、これからどう動くべきか考えます。

するとショー君が

『昨日のケバブ屋さんがケアンズに戻ってくるのを待とう!』

と、提案します。

『2日後に帰ってくる』

とケバブ屋さんは言っていた。(不確かな)

ということは、明日にはケバブ屋さんに再会して、仕事を与えてもらえる可能性が少しだけど出た。

ということは今日もどこかで野宿しなければならない。(笑)

  • シャワーも浴びたい
  • 温かいご飯も食べたい
  • 夜中怯えずにしっかり眠りたい

この3つの条件を叶えるために今日は活動することにする。

 

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