エアーズロックが近づくにつれて、交通量や建造物が増えてくる。
そんな景色の変化もあってか、いざエアーズロックを車窓から発見した瞬間は意外とあっさり。
もくじ
ついに到着エアーズロック(ウルル)!登岩に絶景にBBQ
カタ・ジュタを目の当たりにしたときの方がインパクトは衝撃的だった。
そうこうして、念願のエアーズロックの目の前でバスから降りると。
- エアーズロックの周りを歩いて1周
- エアーズロックに登っちゃう
なんと、ふたつの組にわかれることに(‘Д’)
岩はすべって危ないし、過去に死人も出ている、よって我々はこの岩を歩いて1週することをします。
しかし、どうしても登りたいのなら、それはあなたが決断することである。
1時間後に同じ場所にバスが迎えに来るから、命知らずは勝手にしてくれ!!
マリオ(ガイド)さんが独特の言い回しで、2組に分かれることを説明すると。やっぱり若めのカップルや、中国人の2人の女の子は迷わずエアーズロックに登り始めた!!
ボクの本音はどっちもしたかった(笑)
でも、マリオが真剣な顔つきで、
『登ることは良くないけど決断は個人でしろ』
という言葉が効いて、真面目なボクは初めは一周組について回ろうとしたが、すぐ気が変わりエアーズロックに登ることに決めた。
エアーズロック(ウルル)に登る!登山じゃなくて登岩
入り口には普通に『登るの禁止だよ』と各国の言葉でしっかり書いてあるのだが、かなり大勢の人が上り下りしている。。
一瞬躊躇するが、警備員みたいなお兄さんもただ立っているだけだし、中国人の女の子は全く気にせずもう先に行ってるしww ボクも登ってみることに!
手すりが岩に突き刺さっているのだが、まず、はじめの手すりをつかむためには10メートル以上もツルツル滑る岩を自力で登らないといけない。。
ここで2人組だった中国人女の子1人がクリアできず離脱。(結構運動神経求められます)
はじめの手すりをキャッチしたら、あとはひたすら登るだけなんだけど、登山ではなく登岩なので不思議な気持ちになります。
登っていると案外、傾斜は緩やかそうに見えてそうでもない為、下を見ると股間がヒュー。。ってなります…
手すりがあるのは途中まで。
半分くらいの登ると、少しくぼんだ形状のスペースに着く。
手すりはもう無いし、ここで終わりかと思っていたら。
ガンガン観光客がさらに上を目指して岩を登っていく(‘_’)…
下る人も登る人も結構いたので、ボクもチャレンジしてみると、少し登った次の瞬間。すべってここから転落してゲームオーバーというイメージしかできなかった。。
一緒に登った中国人も『同じくこれ以上は無理』だと。
小さい子供や、日本人女性観光客もだヒョイヒョイ登って降りてきているのに、、
ボクは自分の運動神経の自己評価は高い方だと信じていたのに、この時動けなくなった自分をスーパーチキンにしか見えなく、ちょっとへこんだ(笑)
でもまだ死にたくなかったので、あれ以上登らなくて正解だったと思っています!
ツアーでの身勝手な行動はやめましょう
無事エアーズロック登岩を終えて、同じツアー参加者同士で集まってバスを待つのだが、1時間過ぎても迎えに来ない。
ここで取り残されるはずはないと信じていたけれど、万が一のことを考えるとビビるボク。
しかしこの遅れがボク自分のせいだとは、この時は気付いていなかった!!(このアホが!w)
20分くらいだろうか、バスが遅れてようやく迎えに来た!
すると中からマリオが顔色を真っ赤にしてボクにこう言った、
会話はこれだけ。
『探してた!』以外のことは何も言わなかったマリオだが、、あの怒りっぷりから推測すると。
はじめの、ほんの1~2分間ボクはエアーズロック一周組にいたから、マリオさんはボクが途中で消えてしまったものだと思って必死に探してくれていたのだろう…
すいませんでした(._.)
幻想的な絶景と酒とBBQ
この後は、夕焼けををバックに遠目からエアーズロックを眺めたり撮影したりするビューポイントへ移動する。
今朝から様々な遅れが発生していてが、何とか夕暮れ前にそのビューポイントまで到着することができた!
にしても凄い人だ、今日一番の人の多さに驚く。
日本の団体の観光客もチラチラ見える、日本の団体はボクらより後に着て、ちょっと写真撮影など楽しんだらすぐに帰ってしまった、だからボクはツアー旅行は忙しくて好かない。
ボクが参加した現地ツアーでは、ここには1時間ほど滞在してBBQとスパークリングワインを楽しむ予定になっている。
キャンプ用の即席シートまで用意され、ゆったり時間を使い、青紫色に染まる幻想的な絵を見ながら食事をとる。24歳のボクには贅沢すぎる時間だった。
真っ暗になるギリギリまで残って食事をしていたツアー団体はボクら含めても数少なく、片づけは超高速でマリオさんが手慣れた手つきで一瞬でおわった。
目に入ったもの(景色)も腹に入ったものも上等すぎて満足!最高な気分でアリススプリングスへと帰るバス。
Ayers Rock 1Day Tour 終了後の星空もヤバい
実は帰りの車内ではまだ眠るには惜しいとっておきの楽しみがある。
それは、この数百キロにわたって人口建造物がない荒野では、同時にバスのライト以外の明かりもない。
その中で見える星空は、埼玉育ちのボクにとっては、プラネタリウムでしか味わったことが無い満点の星空にココロをときめかす星々だった♪
宿(ヘブン)に着く予定は本来10PMだったが、大幅に遅れて夜中の2時頃帰宅!
最高の【Ayers Rock 1Day Tour 】となりました。