大規模な帰宅~19日目の朝~
出来るだけ距離を走りたいため、
日の出とともにキャンプ場を出るのでした。
もくじ
海外1人旅が本当にしたかったこと
慣れという感覚は実に面白い感覚です。
大分県の天ヶ瀬温泉を出発した初日は、体力もなく毎日ヘロヘロでした。
ここまで試行錯誤を繰り返してきて、この毎日に慣れると、
今では自転車を漕ぐことは単なる日常でしかありません。
面白くないぞぉ~。
ついに本音が出ました…w
この時、ボクの本来の目的は「海外1人旅」です。
この大規模な帰宅はオマケみたいな感じで始めたので、ついに面倒になったようです。キッパリ
写真を撮るのもソコソコにして、
早く旅を終わらせるため、休憩も短めにロボットの様に自転車を漕ぎまくります。
富士山と埼玉が近く感じる!距離感の常識が崩壊
太ももがマッチョになったとはいえ、1日に走行できる距離は約130キロが限界です。
この日は富士山のふもとまで到着です。
「埼玉って、もうすぐそこやん!」
ボクの感覚はだいぶマヒしているようですw
埼玉に住んでいる頃は、「富士山って遠い存在」だったのに、今では近くに感じます。。
富士市ではキャンプ場も、ゲストハウスも見つからず、オマケに少し肌残かったので
マンガ喫茶「自遊空間」
で夜を明かしました、この時点で人々の会話は標準語になっていました。
最終日!1日160キロの壁を越えてみる
大規模な帰宅~20日目の朝~最終日~
埼玉の実家まで、およそ160キロです。
1日80キロ×2で帰宅しようか迷いましたが。
かなり体力UPした自分を信じて、
1日で富士市から埼玉春日部市まで帰ってみることにしました。
最終日は、この旅初めての1日160キロ走行に挑戦です。
富士山周辺のジミ~に長い登坂で消耗する
珍しくマン喫を利用したので、
ドリンクバーにテンションが上がり、つい調子に乗って飲み過ぎてしまい、朝からお腹ピーピーでしたw
「箱根山を越えるアップダウンが辛いだろう」
と始めは思っていたのですが、
意外にも辛かったのは、富士山周辺の数キロにわたる
ジミ~な登り坂でした。
ジワジワと体力を持っていかれました。
みんな地元の人は車だよw
周りでボクの様にチャリを漕いでる人は見かけませんでした。。
東京のゴチャゴチャした大通りを避けるため
箱根山の山々を過ぎると、関東平野に入りました。
Googleマップで確認すると、関東にはビックリするくらい山が無いエリアです。
この辺りからは馴染の道なので、大きな国道を埼玉方面に走れば、夜には春日部市に到着します。
ですが、
ボクは東京の道が超苦手(ゴチャゴチャしてて排気ガス臭くてイヤだ…)なので、
出来れば大通りは避けたいと考えました。
そこで出した答えは、
「Googleマップの徒歩ルートを使用して春日部市まで帰る」
という手段を思いつきました♪
スマホのバッテリーが残り70%を使いきるまでに、ゴールしなければならない、
という面白いルールを決めて実践してみました。
ちなみに、道に迷うたびにイチイチマップを確認するわけにはいかないので、
イヤホンをつけ、音声案内だけを頼りに
厚木から徒歩ルートで帰宅を試みました!
Googleマップの徒歩ルート&音声案内が高性能すぎた
途中、見知らぬ大学の中を通ったり、絶対迷子になりそうな住宅街を通ったり、
普段行くこともなさそうな下町沁みた路地を通ったり。
東京には渋谷とか新宿、栄えてるスポットしか行く機会がなかったボクですが、
今回の徒歩ルートで帰宅したことにより、今まで全然知らなかった東京の面白そうな場所を沢山見ることが出来ました。
あまり好かんと思っていた東京ですが、本当は東京って良いところなのかもしれません。
Siri?の音声案内は非常に精度が高くて、
頻繁に右折や左折が連続する細かな住宅地でも、
間違えること無く高精度で現在位置を把握してくれました。
大分県から20日かけて実家に帰宅!
日の出より前に富士市を出発して、地元春日部市に帰って来た時刻は午後8時すぎでした。
ワーホリやリゾバで2年近く帰宅していなかったので、
「どうしても夕食時には間に合わせて家族に会いたい!」
という気合だけで、登坂つき160キロの道のりを1日でクリアできました。
そして、20日かかりましたが無事に長崎県から帰宅することが出来ました。
さいご、春日部市の標識を目にした瞬間、
オリジナルソングを歌いながら、少し狂ったテンションでおうちに帰りましたとさ。
最後の2日間は本当に早く帰りたい気持ちが強かった為、全く写真を撮っていなかったです。今回は写真が少なくてゴメンナサイ!
次の記事では、20日かかった長い帰宅の「まとめ」を書きたいと思います(´▽`)