モロッコの青い街シャウエンで起きた衝撃的事実!目の前を走り去った子供が身にまとっていた衣服とは

タンジェからバスでわずか2~3時間!

モロッコの青い街【シャウエン】へと向かってみた。

駅で眠るネコ

バスターミナルの待合所でスヤスヤ眠るネコ様、愛されてますね。

かじりかけのアラビアパン

モロッコ人の主食アラビアパン!いたるところで売っているが、そのまま食べるものでは無い。(味ないし美味しくない)

 

バスはグングン山奥へと進んでいき、到着して外に降りてみると、

バスの車窓

シャウエンは自然豊かな山中にある小さな街だった。

標高はやや高く(500mくらい)涼して過ごしやすい、

そう感じたのは単に気候だけのせいではなく、街の青さにあったのかもしれない。

モロッコの青い街シャウエン

シャウエンの街は全てが青いわけではなかった、

シャウエンメディナの外

迷路のように入り組まれた設計をしたメディナと呼ばれる市街地のみ、

建物や壁の色が、心を落ち着かせるブルー1色に染まっていた。

メディナ入り口

メディナへの入り口

モロッコにきた目的は砂漠に行くことだったから、あまりというか全く青い街について期待していなかったが。

メディナの入り口に立った瞬間、ワクワクが止まらなくなった。

子供の頃、遊園地の入り口でソワソワしてジッとしていられなくなる気持ち。

20才のころ初めて単車に乗ったとき、自由を掴んだ喜びと、あまりの楽しさでヘルメットの中で1人でニヤニヤ笑ってしまったこと。

あのときの興奮と似たような気持ちになって、心が騒いだ。

なんでこんな市街地を作ったのだろうか?

はてなマークが常に頭の上についたまま、メディナを隅々まで歩いた。

メディナの入り口に近い方は、レストランや土産屋など商業移設が並んでいたので、

メディナ内の出店 モロッコ雑貨メディナのカフェ

 

「やはりここ(青い街)は観光客を集客するために、大袈裟に作った街なんだろうな。」

 

始めはそう思っていた、

しかし1時間も歩いていたら、そうではないことに気づく。

ここで暮らしている人がいて、しっかり民家もある。

メディナの路地 メディナの路地3 メディナの路地2 メディナの路地5 メディナの路地6 メディナの路地7 メディナの路地8シャウエン高台

そして住んでいる人しか利用しないような、雑貨屋やケータイsimショップ、小さな売店まで存在しており。

メディナの現地人が使う店

そのすべてが青かった!!

なぜ青いのか?といったら

 

「迫害され行き場を無くしたユダヤ人たちが行きついた所がシャウエン、そして平和を願って青く作られた」

「虫よけ」「元々この辺の石炭は青みがかっている」「みんな青が好きだから?」

 

色々と説があるみたいです。

理由はどうであれ、ここまで青に囲まれているからか、治安が良いことは実感できました。(青色の心理効果:心を落ち着かせる、鎮静する)

小さな子供や、おじいちゃんおばあちゃんも多く暮らしているし、危険な香りはしない。

ただ、1度だけ不審者に体当たり?w

されそうになったことがあるので、油断しすぎはダメですね。

また、ひとつだけボクにとって合わなかったことが、食事です。

タジン鍋にクスクス、美味しいけれど…

クスクス

クスクス

タジン鍋

タジン鍋

カフェでタジン鍋

何を食っても甘い。

飲食店は結構さがし回ったつもりだが、シャウエンには郷土料理的な店しか見当たらなく、

しょっぱい物が食べたくてしょうがなかった。

宿泊したホステルは1泊1000円前後の安宿だったが、

部屋は清潔だし、なによりデザインがRPGゲームの世界並みにオシャレだった。

シャウエンで起きた、最も忘れられない出来事

シャウエンで目にした光景は全て衝撃的だったが、その中で最も忘れられない出来事があった。

それは美しい青さでもなく、食事のことでもない。

とっさの事すぎて、写真には収めることが出来なかったが、

「こども」

と胸に大きく書かれたTシャツを着た現地の子供が、目の前を駆け足で通り過ぎていった。。

こどものTシャツを着た子供のイラスト

幼稚園くらいの子ならカワイイしギャグになる、小学生高学年でもギャグになる。

だが、ボクがみた少年は

「こども」と書かれたTシャツを着るにはふさわし過ぎるほどの、

年齢と身長の「The子供」だった。

これには思いっきり吹いてしまい、1人でおかしな人になってしまった。

だって「こども」っていう文字(日本語)…理解しているのは少なくても、この周辺ではボクだけだから。

シャウエンで起きた、この衝撃的な事実を誰かとシェアしたかったので、

今回の記事で伝えられることが出来て本当に良かったです。

シャウエンはイイところなだけあって、やはり1人旅という点が寂し過ぎた。

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